
「英単語をいかに効率よく覚えるか」は英語学習者にとって大きな悩みですよね。
世の中に色々な英単語帳や英単語暗記メソッドは数あれど、結局何を選べばよいかはよく分かりません。
そんな中、TOEICで860点overを取得した筆者としては
- 英単語暗記アプリ:Anki(PC/Android/iOS対応)
- 英単語帳:ユメタン
の組み合わせが最強だと思っています。
今回はAnki×ユメタンの組み合わせによる英単語暗記について解説していきたいと思います。
Ankiのメリット

一番のメリットは自動で復習間隔を管理してくれるので、非常に手軽に英単語の暗記を進めることができるところにあります。
仕組み自体は紙の英単語カードのデジタル版で、問題に挑戦して難易度に応じて復習する期間を決めます。自分で何日後に復習するか決めて、所定の日時が経過すればアプリ上に再び現れます。
紙の単語カードだと自分でどこを間違えただとか、いつやったかを管理しておかないといけませんが、Ankiであればアプリ側で管理してくれます。
勉強においてはいかに「めんどくさいと思える要素を減らせるか」が重要になるので、特にこういった単純作業はデジタル化をして、楽に勉強できるようにしましょう。
ユメタンのメリット
ユメタンが他の英単語帳と異なる点はいくつかあります。
- 音声が日本語→英語という順番で流れる
- 各章の最後に単語/英文テストが収録されている
- Kindle版がAIを介してAnkiに取り込みやすい
世の単語帳の9割は音声がついていたとしても英語→日本語という順番で、もちろんこの順番でも復習はできますが、今後のスピーキングやライティングのことを考えると日本語→英語の変換を即座にできるようになったほうが良いでしょう。そういった意味でユメタンを使うと音声を聞いて簡単に復習ができるようになります。
各章の最後の単語/英文テストもこちらを使えば簡単に復習ができてしまう。紙の本を持っていれば付録として英文や日本語訳を隠す縦長の厚紙が付いてくるので、それを使って隠しながら暗記を進めれば他の単語帳に比べてサクサクと覚えていけます。
そして最後に一番のメリットとなるのは途中の単語/英文テストがあるおかげで、Kindle版を購入すると簡単にAnkiに取り込めるようになるのです。
AI(ChatGPT)によるAnki用データの生成方法
ここからはKindle版ユメタンによりChatGPTを使用してAnkiにデータを取り込む方法を解説していきます。
まずはKindle版ユメタンの章末のテストのページをスクリーンショットで撮ります。

<夢をかなえる英単語 ユメタン3/木村達哉>
撮ったスクリーンショットをChatGPTに取り込み、以下のようなプロンプトで指示をします。
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添付した画像は英単語帳における ・日本語訳 ・英文 になります。 私はこちらをAnkiで使えるように、日本語訳と英文をtxtファイル形式にて起票したいと思っています。 #出力仕様 1列目:右端ナンバー+日本語訳 2列目:英文 文字コード:UTF-8(BOM付き) 形式:TXT(Anki取り込み可) #注意事項 ・出力してほしい文章は50個です。 ・日本語訳と英文がページをまたいでいるものがありますが、それは結合して出力してください。 ・日本語訳の文末に「。」がついていない場合はChatGPTにより「。」を付与してください。 #右端ナンバーについて 「右端ナンバー」と呼ばれているものは、英語文の右端(例:0001,0036など)に記載されている番号のことです。 #出力するファイル名ですが yumetan_XXXX_YYYY としてください。 XXXX:今回出力したナンバーの最小値。4桁で表す。 YYYY:今回出力したナンバーの最大値。4桁で表す。 #最終確認について ・出力する前にChatGPT自身でNoの過不足チェックを実施して、問題がなければ出力するようにしてください。 ・Noの過不足がなくても日本語訳や英文で同じ内容のものが存在してしまっていないかも確認してください。 ・もし画像が不鮮明で読み取れないなどトラブルがあったら出力は中止し、私に教えて下さい。 |

データが出来上がるのでAnkiに取り込むだけです。
データのインポート方法については以下の記事が詳しいのでご参照ください。当該記事の中ではCSVファイルによる取り込みを行っていますが、今回出力される.txtファイルでも問題ありません。
Ankiによる英単語暗記の進め方
英単語暗記はあくまでも英語ができるようになるための下準備的な要素なので、多少の間違えは気にせずガンガン進めていくことです。
僕の場合は英単語を覚える際に必ず英文として文章を丸ごと覚えるようにしているのですが、今回覚えようとしている単語以外の部分で多少間違えても問題なしとして先に進むようにしています。a、the、複数形,、単数形など、前後の文脈が分からないとなんとも言えない要素も多いので、多少の間違えは気にしなくてもOKです。
とにかく気軽に、空いた時間に取り組みます。
新しい単元に取り組む時は
- 最初に答えを見て、空で暗唱して1分後に復習
- 1分後でも答えられたら10分後に復習
- そこでも答えられたら3~5日後に復習
何度も繰り返すうちに覚えていけばいいわけですし、もっというと他の教材でそれこそ長文読解をしている中でユメタンで出会った単語と再会して記憶を定着させていくのが良いでしょう。
単語/英文を空で覚えるのはなかなか大変なので、少しでも詰まるようならヒントをガンガン書き込んでしまえばよいです。
ユメタンは巷では評判が悪いのですが、自分としては大好きで、紙の方もKindle版も両方購入して、特に紙の方はボロボロになるまでやり込んでいます。
僕はユメタンが非常に復習しやすく、Ankiとも相性が良いということでピックアップしていますが、正直英単語帳なんてどれを選んでも大差ないんですよ。それなりに知名度がある単語帳を選べばそこに収録されている単語なんて似たりよったりですし、あとは自分に合うやつを選べばいいんです。
もしユメタン以外にAnkiと相性の良いものがあればそれを選んでガンガン覚えていってもよいでしょう。