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考え方

自分の周りにはバカしかいないと思ったときにすべきこと

 2022年末、会社から源泉徴収票が渡されました。

 今の会社に転職して1年半が経過。ボーナスもやっと満額出て、自分の正確な年収が出ました。

 当然のことながら人生で今が一番年収が高いわけですが、そこでふと気づいたことがあります。

 それは、職場において不要なストレスが激減した、ということです。

 自分で言うのは憚られますが、弊社は一応大手と呼ばれる会社で、基本的には理系の院卒か中途はそれなりに実績を出した業界経験者しか採用されません。基本情報や応用情報も取得が推奨とは名ばかりの必須となっています。

 仕事で必要とされるスキルも、求められるアウトプットの質も過去とは比べ物にならないほどレベルが高い。でも昔ほどのストレスを感じません。

 今の現場では

  • 教育カリキュラムは整備されている
  • 業務マニュアルは常に最新に更新されている
  • 先輩、上司に仕事の質問をしても明快な答えが返ってくる
  • コピー機の紙やトナーはだいたいセットされている
  • 給湯室のポットのお湯は常に満タン

 となっています。

 逆に一番ストレスを感じていたのは大学時代に最低賃金でやっていたコンビニや飲食のバイトで

  • 先輩や店長は嫌味は言う割に具体的にどう動いたら良いか教えてくれない
  • 何か失敗すると突然大声で怒鳴りつける
  • メモを取れと言うばかりでマニュアルは整備されていない
  • 明らかに自分がやるべき仕事を押し付けてくる

 など、普通は賃金が低ければ低いほど責任も求められる成果も低くなり、ストレスがかからないはずですが、現実にはそうなっていません。

 新卒で入った年収300万円・3年勤続でも昇給なしの会社も本当に僕はよく怒られました。仕事のやり方が分からないので教えてくださいと先輩に聞いても「自分の頭で考えろ!」と怒られ、自分の頭で考えても分からないので納期を過ぎると「分からないなら聞け!」とまた怒られる。会社の備品の補充も誰もやろうとせず何度僕がコピー機の紙を補充したかわかりません。

 その点、レベルの高い会社にはそれだけレベルの高い人間が集まります。

 そこにいる人達は努力して結果を出してきた人たちです。効率よく仕事をしなくてはいけない中で、いちいち人に嫌味を言っている暇はありません。目先の楽に囚われず後輩にしっかりとした教育を行ったりマニュアルを整備したほうが回り回って自分も楽になることを知っています。

 もし自分の周りにはバカしかいないと思うのであれば、それは自分自身のレベルが低いということ。

 不要なストレスを抱えたくないのであればスキルを身に着け、よりレベルの高いところに行くしかありません。



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