ブスはともかく、バカはエンジニアをやりましょう。
僕はX(旧:Twitter)でときおり「バカとブスはエンジニアをやれ」と言っているのですが、当初は深い意味もなくドラゴン桜の名台詞のパロディとして言っていたのが最近では割と真を突いているのでは? と思うようになりました。
頭が良くない人は「自分はバカだから、楽で責任のない事務職をやりたい」と言いがちです。まぁつまり10年ぐらい前の僕ですね。バカだからこそ事務職(or楽そうな仕事)を目指すというのがそもそもの間違いなのです。
数字を追う営業職はイヤ、需要があってもキツイ仕事である肉体労働はイヤ、頭を使うエンジニアはイヤ。我々Fラン文系学部卒ノースキル民は往々にしてこういうことを考えがちです。ですが逆を言うとバカだからこそ、数字も出なくてスキルが必要でもない仕事で給料を上げていくのは至難の業なのです。
僕自身新卒時はメーカー事務職をやっていたから分かりますが、事務職は世間で思われているほど簡単な仕事ではないのです。もう少し詳しく言うと、仕事をひとつひとつ個別で見ていくとものすごく簡単なものの、全体としてみると難易度が高い。というのも事務職は往々にして明確なルールが決まっていない業務を担当させられることが多いのです。
明確なルールが決まっているものはシステムを導入して自動化すればいいだけです。ルールを決めきるほど大きなものではないが、わざわざ多大なコストをかけてまでシステム化するほどではないスキマの仕事が事務職として落ちてきます。そういった仕事はミクロで業務を見ていくと簡単に見えるので世間的には評価されません。
覚えることは山ほどあるし、業務はシステム化出来ない人と人との間を取り持つものだから気を遣うし、その割には評価されないので肉体的・精神的な疲労に対して給料が安くストレスが溜まります。売上や自分の成果が数字としてバシッと出る仕事でもないので、自分をアピールする方法が「他人を蹴落とす」になります。そのため事務職は往々にして職場がギスギスしがちです。
では営業職をやりたいか、肉体労働をやりたいか、と問われると答えは「ノー」なはずです。
その点エンジニアは一日中クーラーの効いた部屋でパソコンを使って仕事ができるので、そこまで忌避感はないはずです。
エンジニアは今後も需要は無くなりませんし、とりあえず目の前の仕事を追っていればスキルは身につきます。プログラミングは世間で思われているほど数学の能力は使わないので、Fランだろうと大学に入れるぐらいの読解力さえあれば、やれます。微分積分を使って高度な数学をプログラムに用いるのはせいぜいロケットか自動車ぐらいでしょう。
特に今はChatGPTを始めとするAIのお陰で勉強効率が劇的に向上しています。一昔前までは現場の先輩・上司に頭を下げて教えを請わなくてはダメでしたが、今はChatGPTに聞けばあらゆるプログラミングメソッドを教えてもらえます。日本人の大好きな「誰かとコミュニケーションを取るわけでもなく、家で机に向かって一人コツコツと勉強」で年収を上げていけるのです。