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フィリピン語学留学

俺のフィリピン留学記録 Vol.1(1週目)

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※本記録については留学終了後に加筆修正や画像の追加を行います

 さて、僕は今週からフィリピンに3ヶ月の英語留学に向かいました。
 これからその記録を綴っていきたいと思います。

 今回は日本を出発し、フィリピンの語学学校の寮に到着するまでです!

この記事の筆者

・30代組み込み系エンジニア
・技術者としてのキャリアの伸び悩みを感じ、会社を退職
・9月から3ヶ月間フィリピン(セブ)で英語留学を実施
 ・一人部屋
 ・1日計6コマ
  ・マンツーマン:4コマ
  ・グループレッスン:2コマ

中部国際空港を出発!

 僕は現在の居住地が名古屋なので、同じ愛知県内にある中部国際空港からフィリピンに向かうことになりました。関空や成田であればタイミングが合えば直行便があるとのことですが、中部国際空港となると一旦マニラ空港を経由して最終目的地であるセブ空港に行かなくてはなりません。

 今まで海外経験などほとんどなく、10年以上前にガイド付きで家族で海外に行ったっきり。日本大好きな僕としては海外に行こうなど全く思っていなかったので、初めて一人で行く海外にはドッキドキでした。

 早朝から中部国際空港に行き、チェックインを行います。僕は事前にオンラインチェックインというもので事前登録を済ませていたので、オンラインチェック済みの人用の列に並び、必要な処理を進めます。オンラインチェックインを済ませていない人用の列はものすごく長く、自分の番が来るのに30分以上はかかっていました。

 チェックインでは旅行の予定とeTravelは登録済みか、そしてリターンチケットは持っているかを確認されました。
 eTravelというのはフィリピン政府が公式に登録を要請しているもので、オンライン上で個人情報や予定を入力するものです。
 またリターンチケットというものはこれがまたややこしく、簡単に言えば「乗る予定はないものの、30日以内にフィリピンを出国するための捨てチケット」になります。僕は3ヶ月留学するものの、入国時は観光ビザで入ります。そしてフィリピンの観光ビザは通常30日までしか使えません。そのため30日以内にフィリピンを出国するためのチケットを持っていないと入国審査が降りないのです。

 そうしてチェックインを終え、出発時刻までしばし休憩です。このあと出国審査を終える必要があるのですが、出国審査を受けてしまうとゲートをくぐる必要があり、一度ゲートをくぐってしまえば見送りに来てくれた家族とはやりとりできなくなってしまいます。

 どこの空港でもそうだとは思いますが、中部国際空港は中に飲食店や土産物屋が充実しているのでそこで時間を潰します。朝に別の場所でモーニングを食べてしまっているので、何かを飲み食い買いするでもなくブラブラします。

 そうこうしているとあっという間に時間が来てしまったのでいよいよ出国審査へ。ゲートをくぐってガラス越しに家族に別れを告げます。審査は滞りなく終わり、その後搭乗口付近の待合室で出発を待ちます。このとき常時LINEで家族とはやりとりしていたので寂しくはないはずなのですが、時間が経つにつれ「あぁ、俺は本当に一人で旅立つのか」という不安が募ってきました。

 そして搭乗のアナウンスがされ、飛行機に乗り込みます。あっという間に飛行機は離陸し、空へ飛び立ちました。高度が上がるにつれ機内は寒くなり、日本とは違うところに行こうとしているんだなという実感が湧きます。

 

フィリピン(マニラ空港)に到着

 4時間半近くのフライトはあっという間に終わり、マニラ空港につきました。中部国際空港で飛行機を待っている間にYouTubePremiumで40本近く動画をダウンロードしていたので、機内ではずっとそれを観ていました。事前に暇を潰せるようなものを用意しておけると良いですね。僕の後悔としては気になっていた本をKindleでダウンロードしておいて、それを機内で読めばよかったと思っています。

 そして着陸の直前に飛行機からフィリピンの様子が見れるわけですが、日本とは全く違う風景に「ついに自分は異国の地に来てしまったのか…」と身が引き締まりました。

 マニラ空港では一度荷物をピックアップしないといけないのですが、僕は今回の留学のために紛失防止TagであるTileを8個も買い、あらゆるところにつけていたのでどのタイミングで自分の荷物が流れてくるか手に取るように分かり、不安なく無事荷物を回収。

 フィリピンへの入国審査については「入国の目的は?」「いつ日本に帰る?」の2つしか聞かれず、すぐに終わりました。留学エージェントからは高確率でリターンチケットの有無を聞かれるから、チケットの控えや回答を準備しておくようにと言われていたので拍子抜けです。

 マニラ空港は国際線がターミナル1で、国内線がターミナル2となっています。ターミナル1とターミナル2は数キロ離れているのでバスでの移動が必要なのです。中部国際空港からマニラ空港にはターミナル1で降り立ったため、そこからシャトルバスでターミナル2に移動します。僕がバス停に来たときにちょうどバスが出発しようとしていたのでスムーズに移動することができました。

 ターミナル2では着いて即時チェックイン。するとすぐ飛行機も来ましたので今度はマニラからセブに向かいます。こちらは1時間半のフライト。感覚としては一瞬で着いた気がします。

 

フィリピンの運転に唖然

 午後7時過ぎにセブ空港に着き、そこから学校のピックアップを探します。飛行機を降りて荷物を回収して道なりに進むと、学校のロゴの入った看板を持つアラブ系女性スタッフがいたので話しかけます。

 すると既に同日入学の生徒さんが他に揃っていて、さっそく打ち解けます。僕の他に5名ほど生徒がいて

  • 還暦マダム
  • 40歳サラリーマン
  • 30歳サラリーマン
  • 25歳OL
  • 20歳女子大生

 という構成。

 少し離れたところには8人ぐらいの韓国人生徒チームがいましたが、日本チームと韓国チームに分かれて送迎バスに乗り込みます。

 ここで僕はフィリピンに着いて初めてかつ最大のカルチャーギャップを感じるのですが、フィリピンの運転、めちゃくちゃ荒いのな。空港から学校までおそらく10分ぐらいの距離なのですが、クラクションを鳴らすこと鳴らすこと。わずか数Kmの距離でも100回ぐらいクラクション鳴らしてました。

 そこには譲り合いという精神は微塵もなく、先に走ったもん勝ちというか、轢かれるやつが悪いという運転っぷりです。車間距離も数cmしか空けず、マリカーだってもうすこし車間距離空けるでしょ。運転の荒さ、マジでバック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドを思い出しました。

 僕はもう運転があまりにも怖すぎてずっと目を閉じてました。

 

寮に到着

 荒い運転を乗り越え、寮に到着すると、各自部屋に案内されます。

 僕は今回一人部屋を選んでいました。部屋はパスコード式になっているのと、Wi-Fiパスワードを教えられるとスタッフはそのまま帰ろうとするので「ちょっと待って! このあと俺は何すればいいの?」と聞くと「Just sleep」とニッコリ返されました。不貞腐れてとりあえず荷解きをするのですが、部屋はめちゃくちゃ広いんですよね。当初はアパホテルのシングルルームサイズかと思っていましたが、ツインぐらいあります。

 そして荷解きをしていると机の上に明日の予定表があり、それによると9時にホールに来いとのこと。

 フィリピンは気温が30℃前後とそれなりに暑く、ここまでで結構汗をかいてしまったので一旦着替えることにします。着替え終わったあとトイレ&シャワールームを見るとそこそこ汚い。僕が選んだ学校はきれいな方と聞いていたのですが、それはあくまでもフィリピンでの話のようです。

 トイレは当然のごとくウォシュレットは付いておらず、こちらは事前に聞いていたので自前の携帯ウォシュレットでお尻を洗います。そしてフィリピン、ペーパーをトイレに流せないので、横に備え付けられているゴミ箱に使用済みのペーパーを捨てないといけないのです。僕はウォシュレットを使っているから別にペーパーも汚くないのですが、とはいえ自分の使用済みペーパーをゴミ箱に捨てるのはなかなか抵抗があります。僕は一人部屋だからまだマシですが、これが相部屋だったら最悪ですよね。

異国の地に来てしまったことを実感

 トイレを済ませて今度は夕飯を食べることに。

 時間が時間なので学校の食堂は既に閉まっています。しょうがないので学校内を歩いてみるといくつかの飲食店は空いているじゃないですか。そこで入店するなり「俺、クレジットカードしか持ってないけど大丈夫?」と聞いてみました。そうすると「Cash only」と返ってきます。

 事前に留学エージェントからは「校内にATMがあるので日本円はほとんど持っていかなくても大丈夫ですよ。というより下手に大金持ってると危ないので日本円は持たないでください」と言われていました。

 スタッフからはATMがどこにあるか聞けていないし、当然校内の店はカードが使えるものとばかり思っていたのですが、実際はどこも使えないようです。そして後に「構内にATMがある」というのは大嘘だと分かり、各種支払いで猛烈に困ることになるのです。が、その話はまた今度。

 どこか食べれるところはないかと探していると偶然学校のインフォメーションデスクを見つけたので慌てて駆け込みます。しかしスタッフはどう見ても日本人ではない! ここでどうやって自分の窮状を伝えてよいのか分からずあたふたします。

東城「僕、今しがたこの学校についたばかりで、しかもフィリピンペソを持ってないんだけど、カードで飯食えるとこあります?」

スタッフ「校内だと現金しかだめだね。Grab使ったら?」

東城「Grab? タクシー呼ぶアプリですか? タクシーで近くのモールに行けってこと?」

スタッフ「いや、Grabはフードデリバリーもやってるんだよ」

東城「わかった、やってみるよ」

 とデスクを後にしました。

 Grabなんていうアプリを使っていきなりフードデリバリーするなんて無理です。しょうがないから今夜は夕飯抜きです。

 ここで冷や汗をかきまくったので部屋に戻ってシャワーを浴びることにしました。が、自分の部屋がどこか分からないんですよね。今まで来た道をバカ丁寧に辿ってなんとか自分の部屋に戻りました。

 そしてシャワーを浴びるのですが、温水が出ない! シャワールームの天井付近の壁に明らかに温水器があるのに動作しない!! インフォメーションデスクに連絡するのも面倒なので、しょうがないから冷水を浴びました。

 ここで気をつけたいのがフィリピンの水です。フィリピンの水道水は日本と違って飲めず、少しでも飲むとお腹を壊してしまうのです。日本にいたときはシャワーの水も多少飲んでしまっていましたが、ここでは危険とのことでグッと口をつぐんでシャワーを浴びます。

 その後歯磨きをするのですが、歯磨きをするのに口をすすぐとき、水道水を使っていいのか? という疑問がよぎります。僕はお腹が弱くここらへんは最新の注意を払いたいので、しょうがなく廊下にあるウォーターサーバーから水を汲んで、口をゆすぐときもサーバーの水を使いました。

 何をするにも気を使わなくてはならず、もうヘトヘトです。

 普段はちょっとでも枕が変わると寝られない僕もこの日ばかりはベッドに入るとすぐに眠りに落ちました。

 翌日からはクラス分けテストと授業があるのですが、その話はまた次回します!

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