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フィリピン語学留学

俺のフィリピン留学記録 Vol.8(8週目)

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俺のフィリピン留学記録 Vol.7(7週目)

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※本記録については留学終了後に加筆修正や画像の追加を行います

 遂にフィリピン留学生活も2ヶ月が終わりました。

 2回目のマンスリーテストがあり、どの教科も英語力が伸びてはいるのですが、課題も多くある状態です。

この記事の筆者

・30代組み込み系エンジニア
・技術者としてのキャリアの伸び悩みを感じ、会社を退職
・9月から3ヶ月間フィリピン(セブ)で英語留学を実施
 ・一人部屋
 ・1日計6コマ
  ・マンツーマン:4コマ
  ・グループレッスン:2コマ

逃げ道がないと悟るということ(DAY50)

 今日は、入校同期の数名と話す機会があり、「みんな、この2ヶ月でどんな勉強をしているの?」という話題になりました。そこで全員が「結局、単語をひたすら覚えている」と答えました。

 僕も同じですが、みんなもフィリピンに来てから効率的な学習法を模索し、試行錯誤を重ねてきたようです。結局、「知らない単語が出てきたら一つずつ調べて覚えていくしかないよね」という結論に達したそうです。

 以前の投稿でも触れたように、「留学とは、24時間ジムに籠るようなもので、結局は自分自身でマシンを使い、地道にトレーニングしなければ筋肉はつかない」と感じていました。とはいえ、どこかで「一気に英語力が飛躍するような勉強法があるはずだ!」という期待も捨てきれず、まだ英語学習に対して全力で向き合えていなかったのですが、いよいよ観念しました。

 同期たちも、「せっかくフィリピンまで来て、単語暗記なんて日本でもできるじゃないか」という抵抗感やためらいがあったそうですが、2ヶ月も経つとさすがに、地道な努力から逃れられないと悟ったようです。

 今回の留学で一番の収穫は、「やはり泥臭くやるしかない」ということを骨の髄まで理解できたことなのかもしれませんね。

 さて、フィリピンに来てから一通りの体調不良(発熱、喉の痛み、咳、腹痛)を経験してきた僕ですが、ようやく完全復調しました。ここ最近は睡眠もしっかり取れているので、残り1ヶ月、全力で臨めそうです。

 

学生寮の電気料金の支払いについて(DAY51)

 今回は、フィリピンでの留学生活における学生寮の電気料金についてお話ししようと思います。

 多くのフィリピンの学生寮では、電気料金のシステムは「所定のkw数までは定額。それ以降は使用量に応じて課金(1kwあたり約50円)」という形式が一般的です。所定量はだいたい15〜20kw程度に設定されています。

 さて、このkw(キロワット)ですが、何をどれくらい使えばどのくらいのkwに相当するか、なかなか実感しにくいですよね。僕も最初はよく分かりませんでしたが、2ヶ月生活してみた感覚では「エアコン1時間・26℃設定で約0.8kw程度」という感じかなと思います。

 フィリピンは日本人の感覚からするとかなり暑いので、日中はエアコンの使用が欠かせません。夜もエアコンを使わなくても寝れないことはないですが、少し汗ばむため快適とは言い難いです。僕の場合、毎晩エアコンを点けており、寝る前から稼働させているため、1日10時間×0.8kw×7日で大体50kwほどの消費になっています。毎週、廊下に各部屋の電気使用量が張り出されるのですが、他の部屋もだいたい同じくらいの使用量です。

 先日驚いたのは、ある部屋の一週間の使用量が1500kwに達していたことです。エアコンを24時間、1週間フル稼働させても150kwに届かないくらいなのに、一体何をしたら1500kwにもなるのか…! 思わず「いけないハーブでも育ててるのか?」と考えてしまいましたね。

 

マンスリーテスト2nd(DAY52)

 本日午前中に受験した2回目のマンスリーテストの結果が夕方に返却されましたので、報告いたします。

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 今回の目標は「全教科60%以上」だったため、未達成となりました。

各技能の所感

Listening:62%

 前回のリスニングテストでスピーカーの音質が悪いと感じたため、今回はさらに音が反響する会場になると聞き、スピーカーの近くに座るようにしました。これが功を奏したようで、前回よりも聞き取りやすく、結果も向上しました。

Reading:86%

 ReadingはTOEIC対策を通して強化してきた得意分野であり、今回も予想通りのスコア。授業内で長文を読む機会は少ないため、現状のスコアが維持できそうです。

Writing:50%

 前回、自信があったもののスコアが低かったため、「内容よりも文法や表現のテクニカル面が重視されているのでは」と仮説を立てました。そこで今回は、難易度の高い単語や文法を駆使し、内容よりも「見せる英語」を意識しました。しかし、過去完了を使いたいあまりに、トピックとはややズレた「僕と祖母の幼少期のエピソード」を無理やり盛り込んでしまい、文章の焦点が若干ブレたように思います。祖母のエピソードを外せば、もう少し高得点だったかもしれません。

Speaking:55%

 前回の反省を生かして高得点を狙いましたが、対策方法が不明なまま。しかし、試験の一週間前にスピーキングテストがTOEICのSpeaking & Writingテストを基にしていると判明したため、急いで対策を詰め込みました。試験ではその成果を感じたものの、一週間の短期間で詰め込んだため、知識が散漫になり、思ったよりスコアは伸びませんでした。ただ、次の試験に向けての具体的な対策方法を掴めたのは収穫です。

全体的な感想

 初回からのスコアは上昇しているものの、目標の「全教科60%」を達成できなかったのは非常に悔しいです。それでも、クラスレベルがElementaryからLow Intermediateに上がったことは喜ばしい進歩であり、受験ごとに着実にレベルアップしています。

 

 次回の第3回マンスリーテストが卒業直前の試験となりますので、目標として掲げていた「全教科80%」を達成すべく、引き続き全力で臨みます。

 

ティーチャーチェンジ(DAY53)

 弊校では先生とウマが合わなかった場合、何度でも先生のチェンジが可能です。

 今まで僕は幸いチェンジをしていなかったのですが、留学も残り1ヶ月となったため、全6コマ中3コマの先生をチェンジしました。

りゅうちぇる先生(リスニング)

 発音がきれいで、顔も声もりゅうちぇるに似ていて個人的には好印象だったのですが、時々リスニングの練習問題で誤った答えを教えられることがあり、「さすがにきついな」と感じたためチェンジ。

マギー(ライティング)

 45分の授業のうち40分が旦那の愚痴で終わるというユニークな授業を展開。話しやすい雰囲気なのでスピーキング力が伸びる一方、ライティング力が向上せず、誤った表現を直してもらうように何度頼んでも改善されなかったため、やむなくチェンジ。

ジェイ(グループクラスその1)

 授業には満足していたものの、より上のレベルのクラスを受講したくなったため、泣く泣くチェンジ。ジェイやクラスのメンバーも大好きだったので、変えたくなかったのが本音です。

 

残り1ヶ月と翔平君(DAY54)

 いよいよ11月に入り、僕の留学も今月末で終わりを迎えます。体調が回復してきたおかげで、このラスト1ヶ月を全力で駆け抜けられそうです。振り返ると、この2ヶ月間、体調不良で時間を無駄にしてしまったなと悔しくも思います。

 今日は、同じグループクラスで熱意をもって一緒に勉強してきた仲間、翔平君が卒業しました。夜には一緒に夕食を食べ、その後近くのモールでコーヒーを飲みながら、これからのことや仕事についての他愛ない話を続けました。

 自分と同じくらいの熱意を持つ人と出会うのは本当に難しいことで、翔平君と一緒に授業を受けられたのは貴重な経験でした。特に、僕以上に熱意に溢れた拓哉君と翔平君と3人で授業を受けていたときは、活気に満ちていて、講師そっちのけで好き放題に話していた瞬間は、この留学生活で一番楽しい時間だったかもしれません。大人になってから、自分の意志で留学し、「将来絶対いい暮らしをしてやる!」と意気込んで英語を学んでいる様子は、傍から見れば滑稽かもしれませんが、自分としては「今、本当にいい経験をしている」と感じています。

 留学同期は50人ほどいましたが、2ヶ月も経つとその半数以上が卒業していきました。仲間が卒業していくのは、寂しいものですね。

 以前、拓哉君に「なんでそんなに長時間勉強できるの?」と聞いたとき、彼は「仲のいい友達はみんな卒業してしまって、他にやることがないからですよ」と笑って答えていました。そのときは多少煙に巻かれたような気もしましたが、今になってみると、彼の言っていた意味が少し分かる気がします。そして今日、また同じグループクラスの南さんから「東城さん、いつも自習室のあの角で勉強してますよね。なんでそんなに勉強できるんですか?」と聞かれました。少し前に僕が拓哉君に投げかけたセリフをそのまま返され、思わず笑ってしまいました。

 

その棒をしまってくれ(DAY55)

 今日は念願であったフィリピンのマッサージに行ってきました!

 僕の数少ない趣味のひとつに「激安マッサージに通う」があります。フィリピンは日本よりも安くマッサージを受けれるということでずっと行きたいと思っていたものの、体調不良だったり他の用事が入ったりでなかなか行けず。
 それが今日念願叶ってやっと行けました。

 「完全に疲れ切った状態で行こう!」と思い、朝から勉強して夕方にはジム、そして夕食を食べた後に一人でマッサージ屋へ。学校から徒歩15分ぐらいのところに評判の良いマッサージ屋があるとの情報をキャッチしていたのでGoogleマップを駆使しながら向かいます。

 着いてみるといかにもな東南アジアのマッサージ屋の趣き。
 入口でメニューを聞かれたので「全身をやれるオススメのやつで」とオーダーすると『ウェルネスマッサージ』という90分で1500円のものを案内されました。

 個室に案内されるやいなや、荷物をカゴに置くとベッドに寝ようとします。すると店員のオバサンが「お客様、服をお脱ぎください」と言ってどこかに行ってしまうのです。

 「(えっ、服脱ぐって言っても着替えがあるわけでもないし、どこまで脱ぐの…?)」

 とりあえずパンツ一丁になったところで、更にこのパンツも脱ぐか熟考。
 うーん、脱ぐしかないのかなとパンツに手をかけたところで店員さんが戻ってきて「じゃあベッドに横になってください」と言われました。

 よかったー、パンツ脱がないのが正解なのか!

 それでベッドに横になるのですが、このウェルネスマッサージってやつ、オイル使うんですよね。僕はオイルマッサージは初めてだったので緊張しました。

 足の先から徐々に上にあがっていって「これってもしや鼠径部もやるのか?」と思っていたら、本当に鼠径部もやるんですよね。
 で、その時僕はトランクスを履いていたので、店員さんが鼠径部もマッサージするために僕のトランクスを捲し上げてブーメランパンツ状にするのですが…

 完全に棒も玉も出とるんですわ。

 棒の先端だけがコンニチワしちゃうのは分かりますよ。でもボールも両方リングアウトしちゃうのはダメでしょ。

 この時僕は狼狽してしまいまして。
 リングアウトするのが当たり前だったら、そもそもパンツも脱がせるのが筋じゃないですか。リングアウトさせないためにパンツを履かせてるんですから"三体"が出てしまうのはどう考えても想定外なわけですよ。

 どうする、店員さんに言ってしまってもらうか。
 でも「僕の棒と玉が出ちゃってるんで、しまってもらえますか?」って英語でなんて言えばいいんだ? てか周りに別のお客さんもスタッフもいるのに拙い英語で「棒と玉をしまってください」なんて言ってたらいいお笑い草です。
 それとも自分でしまうか? でも鼠径部も完全にオイルでベタベタになってるし、今更しまえるような状況でもない。何よりも向こうにモロンと出されたやつを自分でいそいそとしまうなんて情けなさすぎる。

 頭の中でしまうしまわないの、しまってもらうしまってもらわないので逡巡していると結局鼠径部のマッサージは終わり、今度は後ろのマッサージをやることになり事なきを得ました。

 時間いっぱいまでマッサージをやってもらい、オイルマッサージ自体はものすごく気持ちよくてよかったです。
 ただオイルの拭きが甘いのと、オイル自体がそこまで良い匂いではないので部屋に戻ってからすぐシャワーを浴び、服も手洗いしました。

 やっぱりマッサージは気持ちいいなと思うのと、次は普通のドライのマッサージをお願いしようかなと思います。

 また棒と玉を出されても困るし。

 

一人でバスに乗り、ショッピングモールへ(DAY56)

 普段あまり遠出をしない僕ですが、今回は家族から頼まれたお土産を買うため、一人でショッピングモールまで出かけました。今回向かったモールはバスを使わないと行けない場所にあり、一人でバスに挑戦することにしました。

 極度のビビリ症の僕は、フィリピンに来てからの最初の2週間、ほとんど遠出をしませんでした。周りの友人たちは、到着してすぐにバスやタクシー、ジプニーを利用して遠出をしていたものの、学校の周りを歩くだけでも心拍数が200近くまで跳ね上がっていた僕には、公共交通機関なんてとても無理な話でした。結局、最初の遠出は2週目に、友人2人を誘ってやっとのことで実現したほどです。

 けれども、フィリピンでの生活が8週目(つまり2ヶ月)を超えると、環境にもすっかり慣れてきました。今回は、特に気負うこともなくバスに乗り、目的のモールへ向かいます。

 到着したモールは以前にも訪れたことがある場所で、やや強引な売り込みをかけてくる店員のおばちゃんたちをかわしながら、買い物を続けます。

 お目当てのものはすぐに見つかったので、購入後は早々にモールをあとにしました。

 その後、モール周辺に並ぶ屋台でタピオカを注文し、一人でタピオカを飲みながら物思いにふけりました。

 日本とはまったく異なるフィリピンの風景や、周りが現地の人たちばかりの中で一人だけ日本人として過ごすというこの時間。最初は何をするにも緊張していた僕も、どんなことにも慣れ、少しずつ成長しているんだなと実感しました。

次回
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俺のフィリピン留学記録 Vol.9(9週目)

※本記録については留学終了後に加筆修正や画像の追加を行います  遂にフィリピン留学生活も3ヶ月目に突入しました!  やはりここに来ても自分の英語力のなさを痛感させられます。 この記事の筆者 ・30代組 ...

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