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フィリピン語学留学 体験談

3年勤務した今の会社を辞め、フィリピン英語留学に行くことを決めました

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Fラン文系学部卒のエンジニアが30歳以降のキャリアを考える

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 以前のブログ記事で「キャリアの行き詰まりを感じ、会社を辞めてフィリピンに英語留学を検討している」という記事を書いたのですが、こちら正式に退職し、フィリピンに発つ決定をいたしました。この記事を書いている時点では既に留学の準備は完了し、会社には退職の意を伝えているのですが、今回改めて退職に至った理由についてまとめたいと思います。

 僕が今の会社を辞めようと思った理由は以下の3つ。

  1. 組み込みエンジニアとは別軸のコアスキルを身に着けたいと思ったから。
  2. 組み込みエンジニアとして最低限のエンジニアリングスキルを身に着けたいから。
  3. 自分はサラリーマンに向いていないと悟ったから。

組み込みエンジニアとは別軸のコアスキル

 自分はFラン文系上がりで手八丁口八丁でここまでやってきましたが、やはり周りの人達を見ていると自分は技術で食っていけるタイプではないんですよね。正直に言ってエンジニアとしての伸び代はほとんどないのです。僕はプロダクトという明確に自分の成果物が出たり、社会に貢献した実感が得られるエンジニアの仕事が大好きで、一生続けていきたいと思っています。でもこの仕事を続けていくのであれば最低限のエンジニアリングスキルにプラスして、それともう一つビジネスパーソンとして"商品"になるスキルが必要です。

 現状僕は既にTOEICで860点を超えているので、英語であれば勝算が高い。ここまでスコアを取って分かりましたが、日本にいて仕事が終わった後で1日1時間ちまちまと勉強を続けても埒が明かないので、3ヶ月ほど留学に行って一気に英語力をつけたほうが良さそうだと考えたのです。

 

組み込みエンジニアとしての最低限のエンジニアリングスキル

 今いる会社は中途半端に規模が大きいため、コーディングなどの実務は協力会社さん任せで、プロパー社員はそのマネジメントが主となります。そのためマネジメントスキルは伸びるものの、組み込み系エンジニアとしてのスキルはほぼ伸びない状況です。

 今やっている業務がこのまま一生続くのであれば問題ないですが、技術トレンドが目まぐるしく変わる昨今で、いつ今のプロジェクトが終了するかわからない。そうなったときに別プロジェクトに移っても即戦力になれないのです。

 だから一介のメンバとして現場の前線でコードを書く仕事に就かなければと思いました。

 

自分はサラリーマンに向いていないと悟った

 今の会社ではマネジメント業務が主となる中で、自分にやれるだけのことはやりました。サラリーマンの本分は利益を出すことであって、決してメンバと仲良く仕事をすることではない。時にはメンバに対して厳しいことを言わなくてはいけませんが、僕はそれが出来ないんですよね。困っているメンバがいれば仕事を巻き取ってしまうので、いつまで経っても自分の負荷は下がっていかないし、メンバは成長していかない。

 そういったお人好しな自分としてはフリーランスで働いたほうが良いのではと思ったのです。お人好しをやって周りの仕事を巻き取れば巻き取った分だけ単価として請求したいと思うのです。

 ではなぜ自分がそういったお人好しをやってしまっているかというと、やはり自分が組み込みエンジニアとしての最低限のスキルを有しておらず「ここ以外では食っていけない」「周りから嫌われてしまっては終わりだ」と考えてしまうからなんです。だからこそ最低限の組み込みエンジニアとしてのスキルや、それとは別軸の商品になるコアスキルを身に着けてどこの現場でもやっていけるようにしなくてはこの負の輪廻を断ち切れない。

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 ここまでが退職をしてフィリピンに英語留学に行きたいと思った理由です。

 とはいえ30歳を超えてから会社を辞めて留学に行くというのはかなり勇気のいる決断でした。次に就職をしたいと思っても、30歳を超えて留学に行って職歴に空白期間を作るようなやつを雇いたいのか。留学に行くとなると日本に戻ってきてもしばらくは無職期間ができるがその間の費用はどうなるのか。

 こちらについては事前に徹底的に調べました。

 まずは転職エージェントやフリーランスのエージェントに複数登録して今の職務経歴+留学に行っても自分を採用してくれる企業はあるのかと相談。こちらについてはエージェントから「東城さんの経歴であれば半年以上空白を作らなければまず大丈夫です」とお墨付きをもらえました。

 退職後の費用も、税金は何がどれくらいかかってくるのか、役所には何を申請すればよいのかを調べました。

 こちらは調べるのにかなり時間がかかってしまい、1ヶ月ぐらいずっと調べてかなりヘトヘトになりました。休みを取って役所やハローワーク、労働基準監督署などに話を聞きに行ってやっと情報を収集できました。金銭的なお話については失業保険があるのとNVIDIAの投資がうまくいったのでここはクリア出来そうです。

 こうして留学に行ける算段が整ったので、実際に申し込みを行いました。

 留学への申込み方法や、留学に行くにはどのような準備が必要かはまた別の記事で紹介したいと思います!

次回
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エンジニアとして最終的にどうなりたいか -退職面談にて-

 会社と退職の面談をしました。  以前からこのブログに書いている通り、僕は3年勤めた今の会社を辞め、フィリピンに英語留学に行こうとしています。そのため先日課長に退職の意を告げ、後日正式に部長も交え退職 ...

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