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フィリピン語学留学を決めるまで -学校選び編-
組み込み系エンジニアとしてのキャリアの行き詰まりから、今年2024年の秋にフィリピンに語学留学することを決めたというのが前回までの記事。今回の記事を書いている時点では現地の学校への申込みを済ませ、あ ...
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本日2024年8月30日(金)、フィリピンへ英語留学をするため、3年勤務した現在の会社を退職しました!
20代後半でエンジニアを始めて、ステップアップ的に名古屋の大手企業である現在の会社に入ることができ、収入的にもステータス的にも安定することができました。しかしエンジニアとしてより上を見れば見るほど「自分は技術一本では食っていけないな」と悟ります。技術とは別軸で稼げるスキルを身につける必要性を感じ、ビジネスレベルまで英語力を伸ばす決心をしました。
そして実際に退職をした今、現在の素直な気持ちを表明しておきます。
フィリピンに留学するのはいいけど、日本に帰ってきたら30歳超えた無職のオッサンが爆誕するかと思うとその後ちゃんと就職できるか不安になってきて、足元ガックガク震えてきました。
会社のオフィスを出て、家に着く頃には生まれたての子鹿ぐらい足元おぼつかなくなってきました(´;ω;`)ブワッ
いやね、数か月前に退職を決めたときはやる気満々だったんですよ。30歳超えて留学に行くのだから朝から晩まで勉強して絶対に英語力を身に着けてやる! とスパルタの語学学校を選んだんです。英語力を身に着けて日本に帰ってきて、この英語力を武器に大手企業に就職して高いサラリーを受け取ってリッチな暮らし方をするか、それともフリーランスでエンジニアをやりつつ英語を使った副業をして自由な働き方を実現してやると息巻いていたんです。
会社と退職についての話し合いをしていた頃はバチバチのやりとりがあってアドレナリン全開でしたけど、いざ退職が決まって落ち着いてくると、これが段々と不安になってくるんですよね。
やっぱり30歳超えてから留学に行くなんて、傍目からすれば典型的な「プライドは高いけど仕事はできず、うだつの上がらないビジネスパーソンがする一発逆転狙いの残念ムーブ」じゃないですか。
そう思われないためにも目の前の仕事はキッチリやって実績も作ってきたし、業務外でもコツコツと努力を積み重ねられる人間だと証明するため資格も色々と取得しました。ITで言えば基本情報・応用情報も取りました。英語力で言えばTOEIC875点も取得しました。転職エージェントにも相談して「今の状態で留学をしても、帰国後すぐ転職活動をして、よほどブランクを作らない限りは問題なく就職できる」とお墨付きをもらいました。日本でやれることはちゃんと全部やったうえで留学します。
でもいざ留学するとなると「本当に大丈夫か!!??」と不安は尽きません。
というのも今の日本で定職に就いていなければ金も持っていないオッサンが社会からどれだけ冷遇されるかは自分自身が身を持って体験しているからなんですよね。僕は20代の間、年収がずっと300万円ちょうどしかなかったのですが、まぁあのときは酷い目に遭いました。20代であれだけ冷遇されるのですから30代で無職なんてやっていたらどんな目に遭うか分かったもんじゃないですからね。
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というのが、とりあえず退職を決めた直後の僕の感想です。
日本帰国後の無職期間に恐れをなしていますが、かといってこのまま働き続けていても「なんかこうビジネスパーソンとして突き抜けられないな」と鬱屈な思いを抱えながら、消化試合的に毎日を過ごすだけになってしまうと思うんですよね。自分の人生のイニシアチブを自分で握っている感覚のないまま、誰かの顔色を窺いながら残りの人生を過ごすのは嫌だなと。
やるだけやってみて、ダメならダメでまた別の道って見つかると思うんですよ。でもそれはウジウジと家の中で悩んでいたって活路は拓けないってもんで、とりあえず行動してみることが重要だなと。
もうどれだけジタバタしてみたって来週にはフィリピンには行かないとダメなので、いっちょ頑張って勉強して英語ペラペラになってやるでよ!(唐突な名古屋弁)