急なテレワークで「ビデオ通話用のヘッドセットが必要になったけど、そんなに高いものを買いたくないな」「使ってるPCが古くてイヤホン端子とマイク端子が分かれてるタイプのヘッドセットが要るけど、今どきそんなの売ってないよ」と困っている方も多いと思います。
僕の会社は最近になりテレワークが本格化して、打ち合わせも全てSkypeを使うようになったのですが、支給されているPCは割と新しいもののマイク端子の接触がどうにも悪いらしく、音声がものすごく小さくなってしまいます。
スマホ用にいつも持ち歩いているハンズフリーイヤホンが使えると一番ラクなのですが、当のマイク端子が壊れていてはどうにもならない。このためだけにUSB接続式のヘッドセットを買ってもいいけど、それに数千円出すのも惜しい。
ということでAmazonを探していたらこんな商品を見つけました。
要するにUSB経由でスマホ用のハンズフリーイヤホンが使えるようになるというだけのお話なのですが、これが意外なほど便利。
価格も1000円少々と非常に安価で、ヘッドセットを買おうとすると3000円ぐらいかかってしまうことを考えるととてもリーズナブルです。
今回はこのUSB変換アダプターを使ってみて感じたメリットを3点ほど書いていきたいと思います。
どんなPCでも普段使っているハンズフリーイヤホンが使えるようになる
まずこのUSB変換アダプター、イヤホンのサウンドも、マイクが拾う音も特に劣化することなくそのままハンズフリーイヤホンが使えてしまいます。もちろん余計なソフトのインストールも不要で、PCに接続すれば一瞬で使えるようになります。
今どき市場に出回ってるハンズフリーイヤホンはイヤホンもマイクも一体型だと思うのですが、これがWindows7の初期ぐらいのPCを使っていると受けるPC側の端子が分かれていたりするんですよね。
<参考イメージ:イヤホン/マイク端子別体タイプ>
ところがこの別体タイプのヘッドセットは昨今の市場に流通しておりません。そのためメルカリなどで買おうと思っても古いタイプの物なのに意外とお値段がします。
しかしこのUSB変換アダプターを使えば、別体タイプの端子を持っている古いPCでも即座に自前のハンズフリーイヤホンを使ってSkype会議が出来てしまいます。
わざわざ古いPCに合わせて割高なヘッドセットを買う必要もなく、これなら100均で買えるハンズフリーイヤホンを組み合わせれば余計な出費も抑えれます。
カナル型のハンズフリーイヤホンが使えるから、周りの雑音が気にならない
今市場に流通しているヘッドセットで格安のものは、良くも悪くも密閉性がないため周りの声や音が聞こえて意外とSkype会議に集中できないという事態が発生します。
特に僕は今までのヒラ場での打ち合わせは問題なかったのですが、Skype会議となると周りの話し声が急に大きく聞こえてしまうタイプで、当初会社貸し出しのヘッドセットを使っていたときは会議に集中するのにものすごく苦労しました。
ところがこのUSB変換アダプターを使って自前のカナル型ハンズフリーイヤホンが使えるようになると、耳が密閉されて周りのノイズに影響されなくなったので非常に円滑に会議を進められるようになりました。
USB変換アダプターだと使い回しても消毒の必要なし
当初僕のPCのマイク端子が不調だと発覚したときは会社貸し出しのヘッドセットを使っていたのですが、そのときは使うたびにアルコールで除菌しないといけないのが猛烈に面倒でした。
ところがこの変換アダプターだと使い回してもいちいち消毒する必要がありません。
今はSkype会議を一日に何回か行うので「ヘッドセットの貸し出し帳票に記入」「保管庫から取り出す」「(会議で使う)」「アルコール除菌」「棚に戻す」「帳票に使用が終わったことを記入」という一連の動作が地味に辛かったんですよね。
一回あたりの貸し出しで5分ぐらいとられるので、それが一日3回もあると15分かかる。
それが一ヶ月続くとトータルで5時間は無駄な作業に時間を取られてしまうわけですよ。
もしその無駄な5時間を省いて残業をしていたら最低賃金で考えても5000円分の損失です。
僕はこの時間が無駄だなと思ったので自腹でアダプターを買いましたが、いつも机の中に忍ばせておいて、必要になったらサッと取り出して使う。不毛な作業にストレスを感じなくても済むようになりました。
以上がUSB変換アダプターを使った感想でした。
僕と同じように急なテレワークでお困りの場合はぜひこの変換アダプターを使ってみてください。
たった数千円でいろんなストレスから解放されるのでその価値は十分にあります!