勉強記録 考え方

勉強が続かない社会人は"雑ガントチャート"で計画を立てろ

 これからの時代、会社に頼らず自分ひとりでも稼げるように何かスキルを身に着けなきゃなと思いながらも具体的な行動を起こせない人も多いと思います。

 またはヒットしたビジネス書に触発され仕事が終わったあとに勉強を始めてみるものの、ちょっと残業が多めに差し込まれると一気にやる気が無くなり、数週間もしないうちに一切勉強しなくなることも多々ありますよね。

 僕なんかはそういった典型的ダメリーマンで、単なるダメリーマンならまだしも下手に意識が高くビジネス書や自己啓発書を読み漁るものだから、それに影響されて新しいことを始めては継続できず、どんどんと「自分はなんてダメな人間なんだ・・・」とふさぎ込んでしまうタイプの人間でした。

 ところがアラサーになり自分の人生を真剣に見つめ直した結果、ここら辺でちゃんと勉強をしてスキルを身に着けないと人生が詰んでしまうと悟り、「ではどうやったら何をやっても続けられないこのダメな自分が勉強を継続できるだろう」と考えたところ、一つの手段としてこの"雑ガントチャート"を使って勉強の進捗を管理するようになりました。

 そうすることで

  • 高校3年間で100時間も勉強しなかった自分が直近2年で1000時間の勉強を実施
  • Fラン文系大学出身であるものの休日にはひとりで電子工作ができるようになる
  • 英会話レッスンを100回以上受講することでそれなりに英語が喋れるようになる

 という結果を得ることができました。

 もちろん世間的に言えばまだまだ大したことのない成果ですが、「かつては何をやっても続かなかった自分が社会人になって勉強を継続できるようになり、多少なりともスキルが身についた」ことは大きな自信となりました。

 今回はそんな「やろうとは思っていてもなかなか勉強が続かない人のための勉強計画フォーマット」である雑ガントチャートの作り方を解説したいと思います。

 

雑ガントチャートの作り方

雑ガントチャート1

雑ガントチャート作成手順

  1. Excelでセルを方眼紙に近いサイズにする
  2. 日付と曜日を入れる(自分の休みの日はグレーにする)
  3. 使用する参考書の単元と、それを終わらせたい日付のセルを赤色で塗る
  4. 勉強を進めていき、実際にその単元が終わった日付のセルを緑色で塗る

 

計画を立てるときのポイント

どんな状況でも1日に最低これだけはできるという量で計画を立てる

 勉強が続かない人の特徴として「1日にできるMAXの勉強量ベースで計画を立ててしまう」という項目が挙げられます。社会人がやる勉強は常に想定外のイベントが入るもので、突発で発生したトラブルからかさむ残業、上司からの急な飲みの誘い、電球が突如切れるなどの想定外の買い物による時間の消費など、とにかく計画を遅らせる要因が次々と襲いかかってきます。

 その時にMAXパフォーマンスでの勉強計画を立てていると当然遅れが出るわけで、ひとたび遅れが出るとせっかくスキルアップのために自発的にやってるはずの勉強が、遅れを取り戻すためのネガティブで受動的な勉強となってしまい、一気にモチベーションが下がり勉強から遠ざかる結果となってしまいます。

 今まで何をやっても続いてこなかったという自負がある人は考え方を切り替えて「どんな事が起きても1日最低これだけはできるだろう」という量ベースで計画を立ててください。

 僕で言えば1日30分がどんな事があっても達成できる勉強量。当然のことながら最低量ベースで計画を立てていると前倒しでノルマをクリアできていくのでモチベーションがアップします。

 イメージとしては

×:達成したい期限から逆算してノルマを決める

○:達成できるノルマの積み重ねから完了する日時を確認する

 MAXベースで計画を立てたところで人のやる気は大幅に上がるわけでもなく、むしろ計画が遅れてモチベーションが下がるだけなので、あくまで「最低量ベースで進めると、このぐらいの時期にはこれぐらいのことが出来るようになってるんだなぁ」と確認する気持ちでいましょう。

 

コントロール可能な1~2週間先までの計画しか立てない

 社会人というのはとにかく突発的なスケジュールの変更が多い。当初立てていた計画も簡単に遅れが出てしまうものです。

 そこでこの雑ガントチャートではスケジュールの予測が比較的立てやすい1~2週間先までの計画しか立てません。まずは短期間で計画を立ててみて、それを愚直に実行していく。そうすることで「立てた計画(ノルマ)を次々とこなしていく」という達成感を味わうことが出来ます。

 短期間の目標だから簡単に修正できますし、何より「最初に2~3ヶ月スパンの計画を立ててしまうと、いざ参考書に取り掛かってみると想像以上に難易度が高くて思ったように計画が進まず、途中で全部予定を作り直さないといけない」という事態を防ぐことが出来ます。

 

雑ガントチャートの思想

 この雑ガントチャートは「今まで勉強がほとんど続いてこなかった人間が、どうやったら無理なく勉強を続けられるか」を考えて編み出されたものです。

 今まで僕は幾度となく勉強計画を立ててはそれを守れず、途中から勉強を一切しなくなるということを繰り返してきました。

 例えば「俺は1年後にTOEIC860点を超える!!」という目標を掲げ勉強を始めるのですが、社会人がやる勉強は受験生とは違って明確な期限がなく、その期限を遅れてもデメリットがないため継続が難しいのです。

 とはいえ何の期限も設けずに勉強を始めても続かないのは事実。
 そこでこの雑ガントチャートを使って勉強の進捗を管理することを思いつきました。

 雑ガントチャートは「手早く作れて修正が容易なこと」「今までの実績が可視化されるため自信がつく」というのが良いところです。

 作成も修正も手軽なのは大きなポイントで、例えば目標達成術としては有名なPDCAメソッドは効果は高いものの自分の予定や行動、結果をフォーマットに落とし込んで記録を付けることが面倒くさく、なかなか続けられないという欠点があります。
 勉強においていかに面倒くさいと感じてしまう要素を排除するかは、継続できるできないを分ける大きな要因となるので、雑ガントチャートのように計画を立てるのに時間をかけないというのは非常に大切です。

 また今までの実績が可視化されるというのも計画を立てる上に大きく役立ち「以前やった参考書がこれだけのボリュームでこれだけ時間がかかったのだから、今回はこれぐらい時間がかかるだろう」という予測をつけることができます。
 僕は今まで作成した雑ガントチャートはすべて同じExcel内の別シートとして保存していて、たまにそれを見返したりします。そうすることで「あれだけボリュームのあった参考書も、ペースは遅くとも最後には終わらせられたんだから今回もなんとかなるだろう」と自信をつけることが出来るんですよね

 

 以上が勉強が続かない人のための勉強計画の立て方、雑ガントチャートの説明でした。

 勉強はまず続けることが大切で、一定の勉強量がない状態で効率のいいやり方を探しても意味がないんですよね。

 またこの雑ガントチャートをみなさんが使って、それをネット上にアップしてもらえれば「この参考書は終えるまで一体どれぐらいの期間がかかり、それが終わるとどんなスキルが身につくのか」というリアルな数字が見えてきます。

 そうすることでより多くの人が「実際はこれぐらい時間がかかるものなんだ」「これだけの時間をかければ出来るようになるんだ」と触発され、勉強に取りかかれるようになると思っています。

 そういう将来をイメージしながら今回は記事を書いてみました。

 この雑ガントチャートがこれから勉強を始めようとしている人に役立つ記事であることを願っています。

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