-
俺のフィリピン留学記録 Vol.9(9週目)
※本記録については留学終了後に加筆修正や画像の追加を行います 遂にフィリピン留学生活も3ヶ月目に突入しました! やはりここに来ても自分の英語力のなさを痛感させられます。 この記事の筆者 ・30代組 ...
続きを見る
※本記録については留学終了後に加筆修正や画像の追加を行います
フィリピン留学もいよいよ佳境に入ってきました。
ただ卒業を目前に控え、少し息切れを起こしてしまったようです。
※1日ごと1エピソードとなっています
この記事の筆者
・30代組み込み系エンジニア
・技術者としてのキャリアの伸び悩みを感じ、会社を退職
・9月から3ヶ月間フィリピン(セブ)で英語留学を実施
・一人部屋
・1日計6コマ
・マンツーマン:4コマ
・グループレッスン:2コマ
ヘアサロン、アゲイン
以前フィリピンのヘアサロンで、切り抜きを見せたにもかかわらず、全く違うヘアデザインにされた挙げ句、もみあげを真横に剃り落とされたあの惨劇から1ヶ月半が経ちました。
剃り落とされた直後は、悲しみに暮れ、誰にも会いたくないし、部屋に引きこもりたい気持ちでいっぱいでしたが、その後1週間でそれなりにもみあげが生えてきて、一応事なきを得ました。
しかし、時間が経つにつれ、無秩序に伸び始めたもみあげを再び整える必要が出てきました。
そこで、今日のお昼休みに前回とは別のヘアサロンに行ってみることにしました。
今回はスタイリストに向かって、念には念を入れてこう伝えました。
「前回、別の店でヘアカットをしてもらったら、もみあげを真横に剃り落とされたんだ。だから今回は絶対に剃り落とさないでほしい。この切り抜き通りにしてくれ。頼むから!」
これを3回は繰り返しました。
しかし、フィリピン人の店員って、本当に人の話を聞いている感じがないんですよね。
不安を抱えながら施術を受けたのですが……。
うん、やっぱりまたそこそこもみあげを剃られました。
真横に剃り落とすことはありませんでしたが、明らかに切り抜きのデザインは無視されています。
ただ、今回は「生え揃うまでどれくらいかかるのか」を前回の経験で知っていたので、以前ほどの絶望感はありませんでした。
とはいえ、もう本当にフィリピンが嫌いになりそうです。
ちょっとした青春の再現
今日21:00過ぎに喉が渇いたということで、この時間帯としては珍しく校内のカフェに行きました。
すると偶然、同じグループクラスの二人が入ってくるのです。
せっかくなのでその場で一緒にお茶をしようということになり、すぐに同じグループクラスの別の男も呼んで、合計4人で2時間以上も話し込んでしまいました。
自分は意思が弱いということを痛感しているので、この学校に入ってからなるべく一人で行動するようにしていました。
友達が増えれば増えるほど悪い影響を受けるのが分かっていたし、自分の性分上、休み時間に「おいHiroyuki、一緒に授業サボっちゃおうぜ」と言われたら断れないのが分かっていたからです。
事実、この学校でも友達が多ければ多いほどサボりがちになる傾向が見られます。
とまぁこのような感じで、性格の悪い一匹狼を貫いてはいたのですが、周りがワイワイやっている中で一人黙々と勉強をするというのも、それはそれで寂しいものがありました。
そして、今さっきまでみんなで楽しく話をしていたのですが、お互いバックグラウンドが完全に異なる人間同士で喋ると本当に気が楽ですね。
会社のメンバーや、それこそ学生時代の友だちと会ってお酒を飲んだりするのも良いのですが、この年齢になってくると、どうしても仕事やお金のビターな話が混ざってしまって、完全に気を抜いて話をするというのが難しくなってきます。
大学を卒業して長い年月が経ちましたが、今日は学校特有のちょっとした青春っぽいことをやれてとても楽しかったです。
ChatGPTとTOEICの効果
フィリピン留学に来てからというもの、ほとんど学校の外に出歩いていないので、さすがに最後は何か思い出を作ろうということで、高級ホテルのデイユース利用をすることにしました。
学校から少し離れたところのホテルがデイユース利用できると聞いていたのですが、公式ホームページを見ても宿泊プランしか見当たらず、デイユースの選択肢がありません。
ホームページの下の方を見るとメールアドレスが書いてあったので、直接メールでデイユース利用が可能かどうか問い合わせてみることにしました。
とはいえ、ホテル側にどのような文面で聞けばよいか分からなかったんですよね。いや、単純に「デイユース利用できますか?」と聞くことはできます。ただ、大人として、やはりビジネスメールの形式で、失礼のないようにしっかりした文体で聞きたいじゃないですか。
そこで思いついたのがChatGPTとTOEICです。
まずChatGPTに「フィリピンのホテルにデイユース利用ができるか聞きたいので、英文でメール原稿を作成してください」と依頼すると、見事に完璧な原稿が出来上がるじゃないですか。正直、この原稿のまま送っても良かったのですが、一応自分で手直しすることにしました。
ここで参考にしたのが、我々が親の顔よりも見慣れている「TOEICで頻出する、ホテルへの問い合わせメール」です。
TOEICは基本的にビジネスで使われる英文を題材としているので、そこで出てくる単語や言い回しを活用すれば、失礼のない、むしろ上品な文章に仕上がります。
ChatGPTが生成した原稿とTOEICの例文を見比べると、ChatGPTの原稿は過度に丁寧すぎる印象があったので、もう少しライトに調整しました。
こうして作成したメールをホテルに送ってみると、すぐに返事が来ました。
「デイユース利用は可能です。ただし、下記のリンクから事前にカード決済をお願いします」
ここで問題発生。
僕の楽天カードではセキュリティが厳しすぎるのか、決済ができないんですよね。楽天に連絡してもセキュリティを下げることはできないと言われ、仕方なく決済を断念することに。
この状況をホテルに伝えるため、再びChatGPTに頼りました。
「こちらで手を尽くしたもののカード決済ができませんでした。いろいろとご配慮いただきましたが、今回はキャンセルさせていただきたい」といった内容を、特に丁寧な文章で書いてほしいとオーダーしました。
ChatGPTの生成した丁寧な文章を送ったところ、なんとすぐにホテル側から連絡が来ました。
「今回は特別に現金決済可とします」とのこと!
やったー!これで高級ホテルで贅沢な時間を過ごせます!!
ということで、再来週は高級ホテルとビーチでゆっくりしてきます。
ありがとう、ChatGPT&TOEIC。
テキストの始まりと終わり
弊校のテキストですが、だいたい2ヶ月で1冊が完了します。
そしてテキストが完了すると、また新たなテキストを購入する必要があります。大抵の場合、一つ上のレベルのテキストに挑戦することになります。
マンツーマンクラスは個人の進度に合わせて進められるため問題ありませんが、グループクラスの場合はどうなるのかというと、新入生が来るたびに最初からテキストを進めるわけにはいかないので、途中からの開始となります。
ここで問題なのですが、弊校のテキストのレベル分けがかなり雑なんですよ。「上」「中」「下①」「下②」「下③」といった具合で、下の方はそれなりに細分化されているのに対し、ミドルクラスから上に上がる際の難易度が一気に跳ね上がります。
最近、リスニングのテキストを「中」から「上」に変えたのですが、「中」のテキストでは1〜2分程度の短いリスニングコンテンツだったのが、「上」に変わるといきなり10分もの長尺コンテンツに。しかも、それを聞いた後に15問もの設問に答えなければならないというハードモード仕様。
いやほんとにこれ、泣きたいです。
ただでさえリスニングの音声を聞き取るのが難しいのに、そのうえ長尺なんて、どうやって覚えろっていうんだ~!
冷水を浴びた日々
フィリピンでは、日本では考えられないようなことが日常茶飯事で起こります。
たとえば、僕が入校してきてわずか3日後、エアコンが壊れました。修理をお願いすると一応冷風は出るようになったのですが、今度は何も触っていないのに電源が勝手に点くという謎の現象が発生。
そしてずっと困っていたのがシャワーの問題です。僕の部屋は最上階にあるためか、シャワーの勢いがとにかく弱い。もう本当にチョロチョロとしか水が出ず、シャンプーの泡を落とすだけでめちゃくちゃ時間がかかっていました。
「フィリピンのよわよわウォーターポンプだから仕方ないか……」と諦めかけていたのですが、最近になって水の勢いが急に強くなったんです。
何事かと思ったら、清掃のオバちゃんがシャワーヘッドをトントン叩いて詰まりを取ったとのこと。
いや、シャワーヘッドの詰まりってなんやねん。
水がなんで詰まるねん。
さらに驚いたのが温水器です。僕の部屋にはシャワールームの上に日本では見慣れないタイプの温水器が設置されているのですが、入寮したときから電源が入らず、ずっと冷水を浴びていました。
ところがシャワーの詰まりが直った直後、妙に水が温かいんですよね。「水の勢いが良くなって摩擦熱で温かくなってるのか?」と思っていたら、温水器の電源が勝手に点いていました。
いや、故障が直るのはありがたいけど、なんで勝手に電源点くねん。
やる気の枯渇
定期的にこういうことを言っていてお恥ずかしい限りなのですが、今日はどれだけ机に向かっていても英語が頭に入ってきませんでした。
もう諦めて寝ます。
明日は気分転換にビーチに行こうと思います。
やる気の枯渇2
今日は朝からビーチに行ってきました。
フィリピンの海はとてもきれいで、すごく感動しました。
ですが、心は晴れないままですので、今日もまた早めに寝ようと思います。
今まで全力で走り抜けてきたので、帰国を目前に控え少し息切れを起こしてしまったようです。
関連記事
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.1(1週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.2(2週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.3(3週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.4(4週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.5(5週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.6(6週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.7(7週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.8(8週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.9(9週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.10(10週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.11(11週目)
- 俺のフィリピン留学記録 Vol.12(12週目)