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勉強記録

WinスクールでRPA(BizRobo!)を15時間学んだ感想

 Winスクールという全国で展開されているプログラミングスクールでRPA(BizRobo!)を学んでまいりました。

 今RPAはIT業界ではホットトレンドとなっており、僕もスキルアップの一環としてどこかで勉強をしたいなと思っていました。そんなときにWinスクールでRPAを扱っていることを知り、以前電子工作やCAN通信に関する講座を受講したときに満足度が高かったため再度このスクールでお世話になることにしました。

 RPAの授業は全部で15時間(2.5時間×6コマ)。受講料はトータルで約10万円。RPAソフトは『UiPath』『WinActor』などある中で国内実績No.1と謳われている『BizRobo!』を勉強することになります。

 授業のレベルとしては本当に初心者レベルの基礎的な内容を実施。まぁ授業時間はトータル15hですからね。自由度の高いRPAを「使いこなす!」というレベルまで持っていこうとすると80hぐらいはかかってしまうので仕方ないでしょう。
 RPAは基本的にプログラミングと同じなので、最低限のプログラムの知識がないと習得は難しいと思います。「最近RPAがトレンドだから」という理由でプログラムに一切触ったことのない事務の人間が受講するとかなり厳しい。プログラムでif、for、構造体ぐらいの概念が分かっていないと操作はままならないと思います。少なくともVBAエキスパート(ベーシック)に合格しているぐらいの知識量は欲しいです。

 そして先日全6コマの授業が修了したのですが、現時点の正直な感想としては「作業の効率化という面ではVBAを勉強をしたほうが早そう」になります。(あくまで現時点の感想&僕のいる環境での話ですが)

 というのも僕が勉強した限りではRPAを使って作業が効率化できそうな場面があまり想像できなかったんですよね。

 例えば授業で「RPAを使ってExcelに記載されている住所を、住所管理ソフトに転記していく」というお題があったのですが、そもそも市場に出回っているデータ管理ソフトには大量のデータを取り込む機能が標準で実装されていて、わざわざRPAを出すまでもないと思うのです。

 これが結構なパラドックスで、RPAを使って定形処理をしたくなるようなソフトは、そもそもそのソフト自体に定形処理機能が実装されています

 特に弊社の場合はデータの管理がなんでもExcelで行われているのと、数ある社内システムもそこまで定形作業が発生するわけではない。なのでVBAが活躍することはあってもRPAが活躍する場面が想像できなかったんです。

 

 とはいえ、前々から気になっていたRPAを一度腰を据えて勉強できたのは良い経験になりました。Twitterなどを見てるとRPAを使って楽しげにバリバリと作業の効率化をされている方たちがたくさんいらっしゃるので、環境が違えばまた話も変わってくるのかもしれません。

 当面はVBAを勉強して、それが一段落付く頃にはまたRPAソフトも進化を遂げているので、それくらいに再度勉強をしたいと思います。

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