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体験談

意外と語られない未経験から組み込み系エンジニアになる方法

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 昨今プログラミングスクールの盛り上がりにより理系学部卒でない人も未経験からエンジニアに転身する人が増加しています。

 学習環境が比較的容易に整えられるからということでスクールの多くがWeb系の学習カリキュラムを用意している一方で、組み込み系については未経験からの挑戦方法が意外と語れられません。

 家電製品の開発を行う組み込み系は少人数では仕事ができないということで大企業が多く、また人材を囲い込むため福利厚生がしっかりしていることが多いというメリットがあります。また何よりも団塊世代の引退で、一定以上のスキルが有れば大手に入るチャンスが格段に広がっているのです。

 今回は20代後半から組み込み系エンジニアに転身し、現在では6年以上のキャリアがあるこの僕が、未経験からの組み込み系エンジニアになる方法について語っていきたいと思います。

この記事の内容

  • 組み込み系エンジニアとは
  • 未経験からなるためには、何をすればよいか
  • 3年で年収500万円を確実に突破する方法

この記事の筆者

一般入試でも科目選択によっては英語を受験しなくても入学できるFラン大学出身。

20代後半でエンジニアに転身し、毎日1日1時間勉強を3年継続したところ、大手企業への転職に成功し年収150万円アップを達成。

組み込み系エンジニアとは

 組み込み系というのはいわゆる家電製品を扱う領域です。具体的な会社名を言えば日立、三菱、東芝、SONY、SHARP、Panasonicと言えば具体的な業務内容も想像がつくのではないでしょうか。また家電だけはなく広く言えばトヨタ、デンソー、アイシンなども自動車関係と言えど組み込み系に分類されます。

 IT業界も界隈を区切るとすると大きく分けて3つあり、それが組み込み系・Web系・インフラ系となります。

 組み込み系は先述の通り家電製品を扱う業界。Web系はWebページやシステムを作成する業界。インフラ系はインターネット通信ができるよう仕組みを構築する業界。これが各業界の簡単な説明になります。それに対して業界の特徴をまとめたのが以下の表。

  社会的安定 スキルポータビリティ 仕事の楽しさ
Web系
インフラ系 ×
組み込み系

社会的安定

Web系:△

 少人数でも開発ができてしまうことから大企業として会社を組織する必要がなく、Web系の大手といってもせいぜいYahooやサイバーエージェントぐらいで、日本の誰もが知る大企業はほとんどありません。Web系はとにかく技術の流行り廃りが早いので、ひとつ技術を覚えればそれでずっと食っていけるということがありません。

インフラ系:◎

 インフラ系も同じく名の知れた企業はないものの、ITインフラの導入・保守作業は今後絶対になくならず、ひとつ技術を身に着けてしまえばそれで長いこと食っていけてしまうので、社会的安定は「◎」としました。

組み込み系:○

 日本の大企業となると組み込み系が多く、日立・三菱・東芝となれば日本人でその名前を知らない人はいません。昨今IT業界は目まぐるしくトレンドが変化するためどの業界が安定しているかをスコアリングするのは難しいですが、ひとたび組み込み系の大手に入ってしまえば社会的な安定は約束されています。(中小企業は、また別)
 大企業としての信頼があるため、各種ローンも審査が簡単に降りますし、何よりも社内(およびグループ企業)独自のローンや保険なども用意されていて、福利厚生は意外なほど手厚かったりします。僕自身新卒からしばらくは知名度のない会社に属していましたが、そこから大手に入ってみると会社のネームバリューが多方面にいかに影響を与えるのかひしひしと感じています。

 

スキルポータビリティ

Web系:○

 こちらもかなりスキルのポータビリティは高いものの、業務が多岐に渡るのと、言語の流行り廃りがあるので思った以上のポータビリティとはなりません。ただしそれでも組み込み系よりかはスコアは若干高いかなと思われます。

インフラ系:◎

 データの通信方法は世界中どこでも同じ規格によって統一されているため、スキルのポータビリティは他の業界に比べて圧倒的に高いです。またインフラ系は自身のスキルを証明する資格がいくつもあり、それが取得できれば転職もかなり有利に進めることができます。

組み込み系:○

 家電製品の制御はそれぞれの会社独自のノウハウがあるのと、開発の規模が大きいゆえに会社独自の仕事の進め方があったりと、スキルポータビリティは思ったよりも低め。ひとつの会社で身につけた技術が他社で即座に活かせることはあまりありません。
 とはいえ、組み込み系はC言語かJavaがほとんどを占めており、どちらかができれば同じ業界内での転職は比較的容易です。特に日本の主要産業であった組み込み系は団塊世代の引退により人手不足になるため、転職市場においては売り手市場になることが確実視されており、大手に入れるチャンスは増えています。

 

仕事の楽しさ

Web系:◎

 Webはエンターテイメント性が強いので、仕事の楽しさとしては一番かと思います。何よりもWebなので、自分のコーディングした結果がその場で見れてしまうのがいいですよね。

インフラ系:×

 悲しい話ですが、僕の周りのインフラ系の人間で、インフラの仕事が楽しいと言っている人間は一人もいません(笑) というのもインフラ系で開発を行うインターネット通信は「問題なく動作して当たり前」と思われており、また組み込みやWebのように「革新的な技術で生活が一気に便利に!」といったことがないんですよね。それこそ生活インフラと同じように道路を整備したり水道管を引いたりするのにエンターテイメント性があまりないのと同じです。とはいえ先述の通りインフラ系はとにかく仕事が安定しているので「仕事はつまらない」と言っている人間でも「辞めたい」とはほとんど言わないんですよねぇ。

組み込み系:○

 家電製品はどんな製品であれ、ハードを設計する人からソフトを設計する人、工場で生産する人など多くの人材を必要とします。最低でも100人以上は関わらないと製品が出来上がらないため自分の成果が見えづらいですが、それでもやはり自分が携わった製品が店頭に並び、それがお客さんの手に渡る姿を見るとなんとも言えないやりがいを感じます。僕も初めて自分が開発当初からメインで携わった製品が発売されたときは量販店に行きましたし、なんならその製品も買いました(笑)

 

組み込み業界に入るには基本情報を取れ

 未経験から組み込み系エンジニアになるためにどのような勉強をすればよいかというと、それは基本情報技術者試験に合格して資格を取得してください。少し前までは僕もプログラミングの学習や電子工作の制作を勧めていましたが、昨今は情勢が変わってきて、基本情報を取るのが一番確実です。

 というのも近年のプログラミングスクールの隆盛によって、表面だけうまく取り繕って実務では役に立たないエンジニアが増えてしまったからなのです。スキルレベルを図るために志願者にポートフォリオなり電子工作を持ってきてもらっても、それが本当に自力で制作してスキルとして身についているのかそうでないかが1~2時間の面接では見抜けないんですよね。

 その点第三者機関がスキルレベルを保証してくれる基本情報は抜群の信頼感があります。また基本情報に合格するということは2年制の専門学校を卒業したぐらいのスキル・知識量は保証されます。プログラミングについてはもちろんのこと、ハード・ソフト両面からのIT全般の知識、一般的なビジネスシーンでの仕事の進め方、プログラミングを使用した機械の制御の方法など、IT業界に進むのであれば「最低限知っておきたい」「最低限知っておいて欲しい」ことはすべて網羅されています。

 基本情報が取れていれば現場に入って先輩から「お前なんでこんな事も知らないんだよ」と言われても「いやいや、基本情報でも勉強しない範囲ですやん」と反論することができます。教える側としては新人の知識のボトムが揃っていないというのはなかなか骨の折れる作業で、どれを知っていてどれを知っていないかを探り探りでやっていると、どうしても業務でヌケモレが発生してしまうんですよね。ところが基本情報を持っていてくれるとボトムラインが分かるので、教える心理的負担が大幅に軽減されるのです。

 基本情報を取得するのにかかる時間は以下の通り。

  • IT経験者(業界3年以上経験):150時間
  • IT初心者(理系出身):200時間
  • 未経験者(文系出身):300~400時間

 未経験者が合格しようと思うと300~400時間かかるのをみて厳しい世界と思われるかも知れませんが、2年制専門卒ぐらいの知識量を得ようと思うのですからやはりこれぐらいはかかります。それにIT業界の場合は入社してからも継続的に勉強が必要とされるので、このボリュームの勉強が出来て試験に合格しないと、その後の仕事がかなり苦しいかと思われます。

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最初は派遣会社に入れ

 さて、基本情報も取得できたところでここからIT業界の門を叩くわけですが、いくら基本情報を取得したとはいえ最初から大企業に入社することは出来ません。初めの数年間(最低でも3年)はどこかで経験を積まなくてはならず、そうすると2種類の選択肢があります。

 それは派遣SES

 派遣はみなさん容易に想像がつくかと思いますがSES(System Engineering Service)の方はあまり馴染みがないかと思います。SESは日本語で簡単に言えば業務委託のこと。昨今のIT企業は情報漏洩のリスクを恐れて業務委託先に簡単には製品の情報を渡そうとはしません。そこで委託元は自社内に「委託作業席」というフロアを設けて、そこに長机と外部ネットワークに接続されていないPCを用意しておきます。「必要な開発機材を委託元で用意しておくので、委託先さんは会社に来て、そこだけで作業を完結させてください」とやるのがSESなのです。

 仕事の発注元の会社に来て作業をすることから派遣もSESも表面的な業務内容に大した違いはありません。そして今どきの大手IT企業は仕事の殆どを派遣とSESに頼っていて、それこそ会社の敷地内を歩いている人間を適当に10人捕まえてみたらそのうち7人は派遣とSESで正社員は3人しかいない、というはザラです。

 SESは実質的には派遣と変わらないので人を送り出すだけでお金になるため、体力のない中小企業で行われていることが多いです。IT企業と言いつつも自社での開発はほとんどやっておらず、事業の大半がSESだけで成り立っているという中小企業も少なくありません。

 これを踏まえた上で僕がオススメするのは、派遣の方です。中でも大手の派遣会社に入ってください。具体的な会社名を挙げると

  • パーソルクロステクノロジー
  • メイテック
  • Modis
  • テクノプロ

 のような会社を指します。

 特に学生さんですと「派遣」というフレーズに拒否感を覚えて忌避されがちですが、下手に中小企業の正社員をやって中途半端にSESとして外に送り出されるよりかは大手派遣会社の正社員をやるほうが教育に力を入れてもらえたりと、その後のキャリアに何かと有利なのです

 派遣会社は基本的に人を現場に送り込むだけでよく設備投資に費用がかからない分、教育にコストを割いていることが多いです。これが中小企業となると自社オフィスの賃料であったり、PCやサーバーの費用で教育に手がまわらないことも多い。中小だとお金を稼ぐために今後のキャリアにつながらないような仕事も無理してやらなければいけないこともあったりと、一度アサインされてしまうと異動を願い出てもそもそも案件がなかったりします。ところが大手派遣会社の場合は案件の数が違うので、自分と合わないと思えば割と簡単に配置転換が可能です。

 特に未経験の状態から業界に入るとなると、派遣会社のように色んな企業に人材を送り込んでいる場所であれば横のつながりから情報を得られるので、その後のキャリアプランが立てやすいというメリットがあります。ですので会社を選ぶ際は「教育制度が充実している大手の派遣会社」を軸に求人を見ていくと良いです。

 ですがこのときに気をつけてほしいのが、いくら大手の派遣会社とはいえ求人やパンフレットに「教育制度が充実しています!」と書いていながらも、実際にはまるで機能していないというケースも多々あります。教育システムが用意されていると言っても教材が古くてとても使えたものではないであるとか、面談で上長と一緒に数年先のキャリアプランを考えていくと言っても実際には有用なアドバイスがもらえないといった事例。

 企業選びでぜひポイントにしてほしいのは

  1. 外部のプログラミングスクールと提携しているか
  2. Udemy businessとの契約
  3. 企画書を出せば学習費用を支援してくれる制度があるか

 の3点です。

 

外部のプログラミングスクールとの提携

 どれだけ内部で教育カリキュラムを整備していると言っても、それは企業側の言い値にしかなりません。しかし外部のプログラミングスクールと提携しているとなると教育に一定の信頼性が確保されます。

 例えばテクノプロさんは全国展開してるプログラミングスクールのWinスクールと提携しており、申請を出してそれが通れば好きな授業を取り放題とのことです。僕は過去にWinスクールに通ったことがあり、授業のクオリティも高くオススメできるスクールなので、こちらと提携しているというのは僕からすると非常に魅力的です。

Udemy businessとの契約

 みなさんはUdemyというオンライン学習プラットフォームをご存知でしょうか。主にIT系の講座を取り揃え、その講座数は現在20万近くを誇り、「この項目について勉強したいな」と思うところは大体網羅されているという優れもの。そしてUdemy businessはこのUdemyを講座数は絞られているものの、企業向けに受講し放題プランとして提供しているものなのです。

 弊社もUdemy businessとは契約を結んでいて、僕もほぼ毎月新しい講座を受講しています。やはりマーケットにさらされている研修コンテンツのため動画のクオリティは非常に高く、各企業が社内向けに作っている研修動画とは比べ物になりません。これがあればエンジニアリング領域のみならずビジネスマンとしてのスキルを大幅にアップさせることができるので、検討している企業がUdemy businessと契約しているかどうかは見ておいたほうが良いでしょう。

企画書を出せば学習費用を支援してくれる制度があるか

 企業の中には「チャレンジ応援制度」など呼び方は様々ですが、社員側から企画書を出してプレゼンをすれば学習費用を出してくれる制度があったりします。僕の場合会社にはそういった制度はなかったのですが、部長が個人的な施策として新人研修プログラムの改革を行いたいというのを聞きつけた僕は早急に企画書を書き「僕をプログラミングスクールに通わせてください。そこで教育カリキュラムを手に入れて、新人のための教育マニュアルを作ります!」とプレゼンしたところスクール受講費用を全額補助してもらえたという経験があります。スクールに通ったあとは実際に教育マニュアルを作成したり、その後も教育マニュアル作成の一環として電子工作キットを会社に買ってもらって自分でアレコレ作ってみたりと、一連の活動はその後の転職活動でも大いに役立ちました。

 僕の場合は会社にそういった制度がなかったため当初は交渉にかなり苦労しましたが、会社の制度として最初から用意されていればスムーズに自分のやりたいことがやれるのではないかと思います。この制度は自分のスキルが上がるだけではなく、その後の転職活動の際に実績として携えることができるので、ぜひ挑戦してみるとよいかと思います。

 

就職後の年収500万円突破を目指す具体的なステップ

 基本情報にも合格し、無事にエンジニアとして就職ができたとしても未経験のため最初は年収300万円からのスタートになるかと思います。しかしここから2つのステップを踏めば数年で年収500万円を無理なく突破することができます。

  1. 数年後の転職を見据え、現場仕事の邁進と業界の情報を収集
  2. 年収アップに直結する資格を取得

 解説していきます。

 

現場仕事の邁進と業界の情報を収集

 年収300万円スタートのところから数年で500万円を越えようと思うと、スキルを身に着けたあとに転職活動が必要となります。数年後の転職を見据えて早い時期から動いていきましょう。

 とはいえそこまで難しいことは考えず、エンジニア転身1年目は目の前の仕事にひたすら取り組んでいけばよいかと思います。そうすると段々と業界全体のことが見えてくると思います。特に派遣会社にいれば同期などから別の会社の事情も知ることができますし、単価などから「業界としてはどのポジションの仕事が需要があるのか」が分かってきます。例えばコーディングを行う実装の仕事は単価が高いのですが、評価を行う仕事は単価が安いので、もし自分が評価の仕事に就いているのであれば会社に言って実装の仕事に異動を申し出るなどしましょう。

 また現場の仕事では新人の教育係を務めただとか、工数の大幅な削減に成功しただとか、なるべくどこの業界のどんな人間でもその実績に凄さがひと目で分かるような仕事に積極的に手を上げていってください。

 

年収アップに直結する資格を取得

資格名 取得に必要な時間
応用情報 200h
VBAエキスパート(スタンダード) 100h
TOEIC730点 600h

 年収を上げる際に取るべき資格を表にまとめました。

 上記はどれも才能がないと取れないという資格ではありません。1日1時間コンスタントに勉強すれば最短で3年、遅くても6年以内には取得可能です。エンジニアの経験が3年以上あって、これだけの資格を取れていれば逆に年収500万円以下の仕事を探すほうが難しいでしょう。Fラン私立文系大学出身でも新卒から3年やって、そこからエンジニアに転身すれば30前までに年収500万円を突破できるというのはなかなか夢がある話ではないでしょうか。

 ここまでやれたら転職の面接では以下のように語れるはずです。

面接官「あなたの経歴と強みを教えてください」

自分「未経験からエンジニアとして3年以上経験があります。応用情報を取得しているので、組み込みに限らずIT全般の一定以上の知識とスキルはあります。またVBAエキスパートも取得しており、現場ではExcelマクロを作成しチーム全体で年間○○時間の工数削減に成功しております。TOEIC730を取得しておりますので英語のドキュメントの読解、メールであれば現地の方との意思の疎通が可能です。」

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 以上が『意外と語られない未経験から組み込み系エンジニアになる方法』でした。

 最後に未経験から組み込み系エンジニアを目指すメリットをまとめておくと

  • 未経験からでも名の知れた企業に入れる可能性が高い
  • 年収アップの具体的なステップが明確
  • 辞めたとしても理由が明確で、また培ったスキルは別の場所でも活きる

 といったところでしょうか。

 一昔前はブラッグ労働の代名詞であったIT業界も昨今は劇的に労働環境が改善され、エンジニアを目指すと言えば周りから応援してもらえることがほとんどでしょう。年収の低さをどうにかしたいと思ったときに下手に株やFXに手を出すのではなく、スキルの積み上げで給料を上げることの出来るエンジニアはなかなか良い選択肢ではないでしょうか。

 スキルが無いニートのような状況から新たに仕事を始める際にフォークリフトに乗ったり、トラックの運転をするという手段もあるかとは思いますが、フォークリフトやトラックはITに比べたら「スキルの積み上げ」は低いように思えます。それにITというPCを操作する仕事であれば特に若い人からすれば抵抗感は無いでしょう。記事中に書いた通り日本は大企業として組み込み系の会社が多いので、未経験からでも着実にステップアップしていけば名の通った会社に入ることが出来ます。

 一度ITに挑戦してダメだったとしても「向いてなかった」といえば周りに理解してもらえることが多いですし、曲がりなりにも一度プログラムに触れた経験は違う会社に入ったとしても活きてくることでしょう。(今どき全くPCを触らない会社なんてないですからね)

 ということで少しでも組み込み系に興味が出れば、ぜひ挑戦してみてください!



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