こんにちは、東城です。
みなさんは合コンなどで目の前の女の子とすごく盛り上がってLINE交換したものの、その後メッセージのやり取りとなると途端にうまくいかない、ということはありませんか?
飲みの場では「東城くんってほんとおもしろいねー!!」なんて笑ってくれていたのに、メッセージでは「昨日の盛り上がりはなんだったんだ!?」というぐらいに冷静。別に返信が来ないわけではないが、明らかに気持ちが入っていない。
僕はかつてLINEで音信不通の連絡先の山を築き上げた経験から、口を酸っぱくして「LINEは送るだけ無駄。短文で事務的なやり取り以外不要」と言っているのですが、なかなかこれが周りに理解されません。
周りに理解してもうために何か良い例はないかと思っていたところ、先日こんなツイートが話題になっていました。
ティンダーですごい優秀なひとと出会っためちゃくちゃ助かる pic.twitter.com/IePhqO4UmF
— えぬ (@bch__nn) August 23, 2020
▼スクリーンショット版▼
みなさんこれを見てどう思いましたか? このツイート主同様「この人できる!!」と感じたでしょうか。
ちなみに僕はゲロ吐きそうになりました。
なんというかちょっと経験値積んで女の子に突っ込んだことが言えるようになったぐらいの人間がいかにも送りそうというか、まさにこれぐらいのテンションのメッセージを昔僕も送っていました。
今になって分かりますが、こういうおもしろメッセージはその後の成約率には全く貢献しません。
というのもおもしろメッセージは往々にして「次はどうやって私を楽しませてくれるの?」という受け身モードを誘発してしまい、向こうサイドから能動的に動いてもらえなくなってしまうんですよ。事実、このメッセージでも女の子側は「ありがとうございますwwwwwwww」と1行送っているだけで、別に話を広げようとしてないですよね。
この手のメッセージってスクショで見た時にキャッチーだし、メッセージ(文章)ゆえに誰でも再現できるので「俺もやってみよう!」となりがちなのですが、一回落ち着いて考えてほしい。本当に相手に惹かれているのであれば身バレの危険性のあるスクショなんか絶対に載せませんから。
僕も昔はこういう罠にハマっていて、合コンや街コンで事前に仕込んだネタを披露して目の前の女の子がくの字になるぐらい腹抱えて笑っているのに、なぜかその後のアポイントとなると全く決まらないということがありました。そして一緒にいた友達の方は大して面白いことも言ってないのにアポがバンバン決まる。これはいったいなぜだ? と。
これについては先程言及した通り受け身モードを誘発してしまっていることが原因なのですが、要は「僕の言うことorメッセージには魅力を感じてもらえているけど、僕自身には魅力を感じてもらえてない」のです。
本人に魅力を感じてもらえないとその後のアポなりデートには結びつかないわけで、すっごい生々しい話をしますけど、そういう場で出会って後日会うとなると女の子側は最悪相手の男の遺伝子を取り組むことになるかもしれないわけじゃないですか。いや、僕はそういうことはしませんよ。ちゃんと段階を踏んで、3回ぐらいデートして、それで・・・ まぁこういう言い訳は良いや。
で、相手の男の遺伝子を取り組むかもしれないという時に、相手が面白いことを言うかどうかなんてクソほどどうでもよくて、まずはスペックが女の子側の基準を満たしててくれないと困るわけです。だから面白いことを言う男というのは合コンなり街コンなり、その場の飲みを盛り上げる役割としては一定の価値を見出してくれるのですが、その後の一対一の場となるとまったくの無価値になってしまうのです。
ましてこういうウケ狙いの行為って女の子からすると迷惑なんですよ。
「俺はスペック的には劣るからユーモアで勝負だ!!」という男なんて山ほど出会ってきていて、そういうのを目にすると「あぁ、また同じ手合のやつが出てきたわ」となるだけなんです。
女の子は基本的に自分より格下で非モテな男を好きになれないし、まして目の前の男の値打ちなんて出会って3秒で見抜きます。そしてもっと重要なことを言うと、「好いてる男の言うことは何であっても面白いし、好いていない男の言うことは何であってもムカツクだけ」なんです。
例えばこのYouTube動画を見てみてください。
これはサイヤマングレートさんという筋肉系YouTuberの方が、以前からTwitterでオファーをかけていた同じく筋肉系(ギャル)のさくらさんと初めてコラボ動画を撮った時の様子。
もうこれがさくらさん→サイヤマンさん方向に、いわゆる "刺さってる" 状態で、サイヤさんが何を言っても笑っちゃってるんですよ。この動画では特にサイヤマンさんは面白いことを言っているわけでもないのにずっと笑顔。
他にも分かりやすい動画の例として「イチロー×椎名林檎」の対談動画があるのですが、そちらは公式動画ではないので埋め込みは控えます(→リンク)。コメントでも散々指摘されてますが、イチローさんが真面目に語っているのに、林檎嬢はもうずっとメロメロ。だから誰が言うかが重要であって、何を言うかはあまり重要じゃないんですよね。
話を戻すと、LINEであれこれ考えてメッセージで加点を狙おうと思えば思うほど女の子の気持ちは離れていくので、短文で事務的なやり取りに留めるに限ります。
ユーモア勝負なんて他に女のいない非モテ男にしかできない芸当で、本当にモテて他にも女がいる男は長いメッセージをいちいち送らないんです。
ここまでくれば、なぜメッセージは短文で事務的な内容に留めておく必要があるか理解できたと思います。
いいなと思う子がいたらサッサと誘ってみる。それで断られたらすぐに身を引く。そして3ヶ月後に再びトライ。気の利いた言い回しを考えている暇があったら自分のスペックを上げることに時間を費やしましょう。
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