洗い物をする時間って無駄だと思いませんか?
意気揚々とご飯を作るのはいいのですが、それを食べて満腹になってから洗い物をするというのはなかなかに苦痛なものです。
洗い物は基本的に「やって当たり前」なもので、どれだけ頑張ったところで別に褒めてもらえるものでもありませんし、かといって放置しておくと大変なことになってしまう。
毎日15分洗い物をするとして、それを週7日の月4週と考えると
1日15分 × 週7日 × 月4週 = 420分(7時間)
なんと無駄な作業に月7時間も労力を割いているのです!
今回はその無駄時間を一気にゼロにしてしまう食器洗い機を紹介します。
工事不要だから普通のアパート/マンションでも導入できる
洗い物の時間を削減するには食器洗い機を導入すれば一気に解決できるわけですが、もし導入するとなれば工事が必要となります。格安の賃貸マンションに住んでいる僕としてはこの「工事をしなければならない」という点がどうしてもネックで、まずキッチンに食洗機をおけるスペースがないことと、勝手に工事をした際に退去時に不動産屋と色々揉めるのがどうしても嫌だったのです。
しかしある時何気なく大型の電気屋で食器洗い機コーナーを見ていると、水道工事不要の食器洗い機があるじゃないですか!!
<↑公式のYouTube動画。この素人感、なんとかならんのか・・・>
使い方はタンクに水を入れ、電源に接続するのみ
水道工事をしないでどうやって食器を洗うんだ? と思うことでしょうが、これは機体の背面に付いているタンクに水を入れるだけ。
付属の大型カップで水を入れるか、タンク自体を取り外して水道から直接給水するか。計6L給水をします。
給水をした後は庫内に洗剤を入れてボタンを押すのみ。
後は洗い60分/乾燥30分の合計90分放置しておくだけです。
(一応、機体背面に排水ホースを接続して、その先を流しに設置するという作業もあるんですけどね)
ちなみにAmazonのレビューを見ていると給水が面倒との声もあるのですが、料理を作っている最中の焼き or 茹で待ち時間に給水をしてしまえばいいので、僕はそこまで面倒な感じはしません。
どんな汚れも十分に落ちる洗浄力
水6Lを入れただけで本当に汚れが落ちるの? と心配になるでしょうが、これが意外や意外。ちゃんと落ちるのです。
さすがにフライパンにカッチカチにこびりついた汚れは落とせませんが、食べ終わってすぐに食洗機にかければ大抵の汚れは問題なく落ちます。こべりつきや残菜があまりにも多い場合は食洗機にかける前に軽く手洗いをしておけばOK。
一人分の食器ならしっかり収まる収納性
一人分の食器一式で
- 22cmフライパン(取っ手が取れるタイプ)
- 包丁
- 調理バサミ
- 茶碗
- 味噌汁お椀
- お玉
- 大きめ平皿
- 箸
- スプーン
ぐらいであれば十分入ります。
僕の持っている8合炊飯釜も入ったぐらいなので、一人分の食器を洗うのには問題ありません。ただしフライパンなどはティファールのような取っ手の取れるタイプでないと入りませんし、フライパン2個やフライパン1個×鍋1個となってくるとさすがに2回に分けないと厳しいです。
とはいえ、2回に分けたところで所詮はボタンを押して放置するだけなので何も問題はないと思います。
ちなみに1回の洗浄でMAXに入るフライパンの大きさは取っ手の取れるタイプで26cmまで。それ以上は・・・28cmなら、ギリギリ入る気はしますが、他の食器と一緒に洗うのは諦めないといけません。
数少ない難点と言えば・・・
そんな素晴らしいJaime食器洗い乾燥機ですが、難点が全く無いわけではありません。難点を挙げるとすれば音の問題です。
食器を洗っているときから乾燥に至るまで音は決して静かとは言えず、ほぼ洗濯機と同じサウンド&音量を奏でます。
僕は1Kの部屋に住んでいるのでキッチンと寝る場所が別になり、そのおかげでそこまでは気にはなりませんが、ワンルームで食洗機と寝る場所が同じスペースになってしまうと気になるかもしれませんね。
キッチンに置くスペースがない人はメタルラックを買おう
先程も申し上げた通り僕は格安のマンションに住んでいるため、キッチンが狭く、そこに食洗機を置けるようなスペースはありません。
ではどうしているかというと、僕はメタルラックを買うことで解決しました。
普段はメタルラックの上に載せておいて、使う時になったらキャスターでそのままシンク近くまで持ってきて、洗いが終わったらまた元の位置に戻すということをしています。
以上が設置工事不要な食器洗い乾燥機、Jaimeのレビューでした。
僕は一人暮らしなので問題はありませんでしたが、こういった大きめの家電を導入するときって家族が反対するって人も多いんですよね。「そんなもの手洗いすればいいじゃないか」であるとか「電気代がかかる」という声も多くあると思います。
しかし月7時間無駄な時間を削減できるとして、その余った7時間を残業に回せば、残業代を時給1000円だと仮定して5ヶ月も働けば本体代は十分回収できます。逆に言うと削減できるはずの家事を頑張るというのはお金を捨てているのと同じようなことなのですが、そういった視点って意外と世間でも共有されていないですよねぇ。
あと、最近になって気づいた食器洗い機導入のメリットなのですが、「洗い物をする手間と時間が省ける」以上に、「料理を作っている最中や、食べている時に、そのあとの洗い物のことを考えなくてもよくなる」という精神的な安定を得られるのも大きなポイントだと思います。
洗い物が苦手でなんとかしたいと思っているけれども、工事のことを気にして導入を断念している人や、僕みたいに家事は苦手ではないけれどもなんとか余暇の時間を作りたいと思っている人にはオススメの家電です!