仕事が終わって家に帰ってから勉強したいけどなかなか出来ない、という人は多いと思います。
ちょっと一服と思ってスマホを触ったりコーヒーを飲んだりテレビを見てるうちに1時間近く経ってしまって、そこから慌てて夕飯を食べたりしてるうちに寝ないといけないと時間に。
たった5分でもいいから勉強したいのにそれが出来ない。
なぜ、わずか5分という時間すら勉強できないのか。
それは家に帰ってからやることを詳細に決めてないからなのです。
例えば僕でいうと家に帰ってからやることをかなり詳細に決めていて、以下のことを紙に書いて壁に貼っています。
- (会社に毎日持っていっている)タンブラーをバッグから出し、台所に置く
- バッグをクローゼットに置く
- ケトルに水を入れる
- ケトルを戻すついでにリビングにコップを持っていく
- ケトルスイッチオン
- コップにコーヒーの粉末を入れる
- シャワーを浴びる
- コーヒーを淹れる
- 髪を乾かす
- コーヒーを一杯飲む
- タイマーセット
- 勉強する
このやることリストを作る上でポイントなのは「えっ、そこまで詳細に行動予定を書くの?」というほど詳細に書くことです。
家に帰ってからやることが決まっていれば決まっているほど行動に迷いがなくなるし、逆を言うと迷いが入り込む余地があればあるほどどうでもいいことに時間を取られてしまいます。
「ちょっとコーヒーを飲んでから」や「このLINEを一通返してから」と思ってケツを決めないまま他のことをやり始めると、大抵の場合、ズルズルと行きます。だから常に「次に何をやるべきか」を意識しないといけないのです。
たまには残業で家に帰るのがすごく遅くなって、本当に1日5分ぐらいしか出来ない日もあるでしょう。
そういうときは一通りこのリスト通り行動してみて、やっぱり体力的に勉強できないならそれはそれでいいんですよ。
ただ、なんとなくダラダラした結果5分しか勉強できなかったのと、とりあえず勉強する姿勢にはなったものの5分しか出来なかったのでは次の日のマインドに大きな影響を与えます。
ダラダラして5分しか出来ない日々が続くと「たった5分も勉強できないなんて自分は情けない人間なんだ!」と自己嫌悪に陥ってしまい、勉強そのものから離れてしまうという結果になりかねません。それってすごくもったいないですよね。
勉強は行動だけみると「机に向かう」というアクションだけなので誰でもできそうですし、それゆえに精神論に走りやすい。「明日は意思を強く持って1時間ちゃんと勉強する!」と。
勉強が出来ない時に僕たちが考えないといけないのは「どういうシステムを作り上げたら意志の力に頼らず勉強が出来るか」ということなんですよ。
そのために先程紹介した「家に帰ってからやることを詳細に決める」という方法があるので、是非試してみてください。