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【6ヶ月で655点→875点】スタディサプリTOEICパーソナルコーチプランを本音でレビューする!

スタディサプリ桐谷美玲

これからのグローバル社会を生き抜くために英語(TOEIC)の勉強をしようと思うけど、一体何から勉強をすればいいんだ?

テレビでもよくスタディサプリのCMがやっていて、ネットでも評判がいいけど本当はどうなんだろ?

勉強習慣がまったくない自分にはこのパーソナルコーチプランというやつが良さそうだけど、ちゃんと続けられてスコアもアップするのか?

 

パーソナルコーチプランを実際に6ヶ月利用し、TOEICの点数を200点以上アップさせた僕がそんな疑問にお答えします!

 

 僕は直近1年、転職のためにTOEIC860点突破を目指してずっと勉強しておりまして、後半6ヶ月はこのスタディサプリTOEICパーソナルコーチプランを受講しておりました。

 そのおかげもあり、6ヶ月プランの受講修了と同じタイミングでTOEIC875点を取得することが出来、当初の目標通り860点を突破することが出来ました。

 そんな僕がこのプランに対して感じたことは以下の通り。

率直な感想

TOEICのスコアアップを狙う人全員にオススメしたいが、いくつか条件あり

 →効果が高いのはTOEIC600点以上を既に取得している人

 →やるなら6ヶ月コース(3ヶ月コースはかなりハード)

 →ベーシックプランだけでも十分効果あり

 今回なぜ僕がそう思ったかについて、ありのままに書いていきたいと思います。

 (※本記事は個人的な体験であり、スタディサプリENGLISHのサービス内容を保証するものではありません。)

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スタディサプリTOEICのプランについて

 スタディサプリはリクルートマーケティングパートナーズが運営している学習サービスで、コンテンツとしては学生向けの「小・中・高校講座」と社会人向けの英語に特化した「スタディサプリENGLISH」に大別されます。

 その「スタディサプリENGLISH」の中でも「新日常英会話コース」「TOEIC対策コース」「ビジネス英語コース」があり、パーソナルコーチプランは基本的には独学で学習をすすめるコンテンツである「TOEIC対策コース」に個別のコーチが付くサービスになります。

スタディサプリENGLISH
TOEIC対策コース
プラン名 料金 学習ノルマ
ベーシック 1ヶ月:2,980円 なし
パーソナルコーチ 3ヶ月:68,000円 2h/1日
6ヶ月:98,000円 1h/1日

 

ベーシックプランで可能なこと

 スタディサプリTOEICではWebやスマホアプリを通じて、下記の7つのコンテンツに取り組むことになります。

①パーフェクト講義
 TOEICのPart.1~7の問題を実際の出題形式に沿って取り組む

②実戦問題集
 TOEIC模試

③実戦問題集NEXT
 名前はNEXTとついているが、中身としては単なるTOEICの模試

④TEPPAN英単語
 英単語の学習

⑤パーフェクト講義-英文法編
 文法についての学習

⑥基礎講座
 英語の基礎文法や単語について学習する

⑦1分クイズ
 英語にまつわる雑学を紹介

 この中でもメインに学習していくことになるのは「①パーフェクト講義」「②実践問題集」「④TEPPAN英単語」「⑤パーフェクト講義-英文法編」になり、これだけでも十分スコアアップが可能です。

 運営によると、スコアアップに必要な学習時間は平均で1点/2hとのことで、もしTOEICのスコアを100点上げたいと思ったらスタディサプリを使って200hは勉強をしないといけないことになります。

 

パーソナルコーチプランで可能なこと

・生徒のレベルに合わせた学習プランの作成

・電話による面談(※合計4回)

・チャットによる学習相談

 基本的にはパーソナルコーチプランもベーシックプランも取り組む英語学習コンテンツは同じです。ただしパーソナルコーチプランは受講者ひとりひとりにコーチが付くのです。

 コーチは皆さん英語学習のスペシャリストで、僕についていただいた方は通訳案内士の資格も取得しているような方でした。

 パーソナルコーチプランにてメインで使うことになるのはチャットによる学習相談。すべての質問およびコーチ側からの回答は一度運営を通すということで即時対応というわけにはいかないようですが、大抵は翌日には回答が返ってきました。(翌日回答が不可の場合はその旨連絡が入る)

 問題に取り組む中で生まれた疑問や、学習を続けていて不安になったことなど、英語に関することであればどんなことでも相談できるため、安心して英語学習を継続することが出来ます。

 

メリット・デメリット

スタディサプリロゴ

TOEIC対策コンテンツとしては恐らく日本一(メリット)

 なんといってもまずはスタディサプリTOEICの学習コンテンツの完成度の高さは他の教材と比較してみても群を抜いているでしょう。
 スマホひとつでTOEICのあらゆるパートの対策が出来てしまうところがまず素晴らしくて、スマホで完結するからこそちょっとした空き時間にも勉強ができるのです。だから紙のテキストを使って勉強しているときにありがちな「あぁ、夕飯食べた後勉強するのかったるいなぁ。本棚からテキスト取ってくるのめんどくさいなぁ」ということがないのです。現代人であれば基本的にスマホは常に身の回りに置いているでしょう。だからこそ勉強をやらない言い訳ができないのです。
 肝心の中身もひとつのコンテンツが5~10分程度で終わるようになっているので、やり始める際の心理的ハードルがものすごく低い。特に独学では非常に学習のしにくいディクテーションがスマホやWebならではで学習できるのが嬉しいポイントでした。

ディクテーション

 

英語学習を休まず継続することが出来る(メリット)

 僕はパーソナルコーチプランの6ヶ月コースを受講していたのですが、結局受講期間中うっかり寝落ちしてしまった1~2日以外はすべてノルマである1日/1hの勉強を継続することが出来ました。このプランを受講するまでに英語の勉強を継続していたため学習習慣はあったものの、TOEIC対策コースは負荷が高いため何度か諦めそうになりましたが、やはり高いお金を払っているという事実と、コーチの目もあるということでなんとか続けられました。
 やはりこの「人の目がある」ということが非常に重要で、社会人の勉強がなぜ続かないかと言うとそれは「諦めたところで誰からも責められない」からなのです。勉強を諦めることにデメリットがなければ人は簡単に投げ出してしまうというもので、パーソナルコーチをつけて誰かに監視してもらうのは自分にとって良い学習継続装置になりました。

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英語学習に対する不安をなくすことができる(メリット)

 学習を続ける上で可能な限り不安な要素を取り除くということは非常に重要です。問題を解いていて分からない箇所が出てきたりだとか、本当に今の勉強の仕方でスコアは上がるのだろうかと不安になっている状態で勉強を続けられる人はあまりいないでしょう。
 僕の場合、3ヶ月目から4ヶ月目ぐらいの時が英語学習のスランプで、模試を解いてみてもまったくスコアが伸びていかないのです。「100時間以上勉強しているのになんで英語力が伸びないんだ」とやさぐれていたときにコーチから「100時間では伸びませんよ。世間的に言ったら大した勉強時間ではないので」と言われたときは思わずハッとしました。
 一歩引いて考えれば100時間ぐらいで英語力が上がった下がったで大騒ぎするのは馬鹿らしい話なのですが、やっている本人としては大真面目なんですよね。近視眼的な考え方で勝手に勉強を投げ出しそうになっているところにコーチが冷静にアドバイスをくれたのは本当に助かりました。

 

完全なビギナー向けではない(デメリット)

 スタディサプリTOEICの問題はすべてがTOEICの実践問題形式で構成され、それゆえステップアップ式に英語を学習する形態にはなっていません。ものすごく極端な言い方をすると「行きあたりばったり的に問題を解き、都度重要事項などを学習する」形になってます。
 もちろん「パーフェクト講義-英文法編」などは「時制」「仮定法」「助動詞」などの単元に分かれて学習できるようにはなっていますが、それが網羅的かと問われると悩ましいところ。
 解説もある程度分かっている人にとっては簡潔で無駄のない説明になっているのですが、これが本当にこれから英語の勉強を始めようとしている人にはかなり厳しいものになるでしょう。
 僕が思うにスタディサプリTOEICを一番有効活用できるのはTOEICで600点以上の人でしょう。600点に満たない人はまだ基礎的な単語や文法が頭に入っていないと思うので、事前に独学で勉強すべきでしょう。具体的には単語で『DUO3.0』、文法で『くもんの中学英文法―中学1‾3年 基礎から受験まで 』、仕上げとしてTOEIC模試『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術』を完璧に仕上げてみてください。そうすれば600点は取得できるはずです。

 

負荷が極めて高く、ノルマクリアは難しい(デメリット)

 スマホでどこでも勉強できて、コンテンツもひとつ5~10分で完結するとはいえ、その負荷は極めて高く、頭をかなり使います。またアプリ(& Web版)には学習時間の自動計測機能があるのですが、これがかなりシビア。本当に問題に取り組んでいた間しか学習時間として計上されないので体感としては1.5hやって、やっとアプリ上で1h勉強したと計上される感覚です。
 それゆえ6ヶ月コースでノルマ1hとされていても、実際には1.5h分は取り組まないといけませんし、3ヶ月コースとなるとノルマ2hなので、それをクリアしようと思うと3hは時間の確保をしなくてはなりません。では社会人がそれだけの時間を毎日コンスタントに捻出できるかといえば簡単なことではないでしょう。
 僕はそこを見越して6ヶ月コースを受講しました。「3ヶ月コースで毎日ギリギリノルマ達成するよりかは6ヶ月コースで多少余裕を持ってノルマをクリアし続けるほうが良いだろう」と考えていたのですが、ちゃんと毎日ノルマを達成して勉強できているとコーチにも褒めてもらえるし、実際の試験でも「俺は着実にノルマをこなして勉強してきたんだから大丈夫」と落ち着いて取り組むことが出来ました。

 

勉強習慣が身についているならベーシックプランでも十分効果あり(デメリット)

 パーソナルコーチは結局のところチャットや電話を通じて学習のアドバイスをくれるだけで、直接的に英語力アップの指導をしてくれるわけではないんですよ。あくまでも学習を継続するための役割のため、そもそも勉強習慣が身についている人であればあまりメリットはありません。むしろ学習報告などの不要なアクションが必要になるため、煩わしくさえ思うことでしょう。
 ベーシックプランもパーソナルコーチプランも、取り組む問題自体は同じなので、コーチは必要なさそうだと思う方はまずはベーシックの方から始めても良いでしょう。(ベーシックからパーソナルコーチプランへはいつでも変更可能)

 

結局パーソナルコーチプランはアリかナシか

 大いにアリです。

 TOEICのスコアアップを狙う人全員にオススメしたいですが、いくつか条件があります。

  • 効果が高いのはTOEIC600点以上を既に取得している人
  • やるなら6ヶ月コース(3ヶ月コースはかなりハード)
  • ベーシックプランだけでも十分効果あり

 僕自身もパーソナルコーチプランを受講して実際に目標のスコアをクリアしていますので、これから真剣にスコアアップしたいと考えてる方には是非おすすめのサービスです。

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