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すべてを声で制御しろ! Alexa(Echo)&SwitchBotレビュー

 最近各所で話題を呼んでいるスマートスピーカー。

 数あるスマートスピーカーの中でも僕は半年前にAmazonから発売されている『Echo Dot (エコードット) 第4世代』と『Echo Show 5 (エコーショー5) 第2世代』を買いました。そしてこれと併せて赤外線を利用してあらゆる電子機器を制御できる『SwitchBot』も買ったのですが、Echoと連携して使うとものすごく便利!!

 みなさんにこの便利さをお伝えしたいので今回はEchoとSwitchBotについてレビューをしていきたいと思います!

Echo(Alexa)とSwitchBot

Echo(Alexa)について

 まずスマートスピーカーとは何かと言いますと、平たく説明するのであれば「AIが搭載され、インターネットに接続されたスピーカー」になります。いわゆる「OK,Google」や「Hey Siri」がスマホから切り離されてスピーカー単体で存在している感じですね。

 そしてAmazonが開発しているスマートスピーカー用のAIがAlexa(アレクサ)と呼ばれるものでして、それが搭載されているスピーカーの商品名が『Echo Dot (エコードット) 第4世代』や『Echo Show 5 (エコーショー5) 第2世代』であったりするわけです。

 AlexaはAmazonが開発しているだけあってAmazonの購入履歴と連動していて、注文間近の商品があればお知らせしてくれるし、AmazonMusicと連動して「最新のヒットチャートを流して」と言えばそのときに流行している音楽を流してくれます。

 もちろんスマートスピーカーの基本的な機能として料理のレシピを調べてくれたり、タイマーやアラームも声だけでセットが可能です。「スピーカーがインターネットとつながっているなら多分こんなこと出来るだろ!」ということはだいたいできます。

 

SwitchBot

 こちらはSwitchBot社が発売してる「スマホで電化製品を制御したり、電気をON/OFFしたりする装置」の一連の商品群を指します。

 例えば『Hub Mini』は本体からあらゆる種類の赤外線信号を発し、赤外線リモコンで動くものはだいたい制御できてしまいます。それこそテレビやエアコン、扇風機から部屋の電気まで、赤外線で制御されているものにはほとんど対応しています。

 「テレビとかエアコンって、それこそものすごい数あるけど、どうやってそれを一つの機械で制御するの?」と思うかもしれませんが、こちらはSwitchBot社があらゆるメーカーのあらゆる赤外線信号を研究していて、その信号パターンをアプリに組み込んでいるんですね。アプリの設定画面で「どのメーカーのどの製品を制御したいですか?」と選べる画面がありまして、そこから自分が持っている家電を選べば難しい操作も不要で制御できるようになるのです。

 ひとたびSwitchBotで家電が制御できるようになれば家の外にいても「家に帰る前にエアコンをONにしておこう」とか「あーアプリ見たら部屋の電気点けっぱなしになってる。消しとこ!」といったことが可能になります。

 そしてこのSwitchBotは元々スマホアプリで操作するものだったのですが、Alexaと連動できるので、家電の制御もいちいちスマホを出さなくてもAlexaに向かって「部屋の電気をつけて」と呼びかけるとSwitchBotを操作して電気のON/OFFをしてくれるようになるのです。

 

Echo(Alexa)&SwitchBotの具体的なメリット

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リモコンが不要になる

 AlexaとSwitchBotが連携しているとリモコンが不要になります。

 Alexaは集音性が良いため、同じ部屋にいればだいたいは声を拾ってくれるため、部屋のどこにいても家電製品を制御できるようになります。ですので「あれ、リモコンどこ行ったっけ?」というあの地味なストレスから解放されます。

 特に寒い冬に布団に入ってから「あ、エアコン点けたままで布団入っちゃった! 寒いからテーブルの上にあるリモコンを取りに行くの面倒だな~」というのはよくあるかと思いますが、Alexaを使えばその場で「Alexa、エアコン消して」で停止が可能です。

 リモコンによる電子制御ではない家電製品もコンセントをON/OFFしてくれる『プラグミニ 』や物理的にスイッチを押してくれる『スイッチボット スイッチ』を使えばたちまち遠隔操作可能になります。

 僕の場合は電気毛布にプラグミニを仕込んでおくことで声で手軽にON/OFFできるようにしていますし、スイッチはトイレの電気スイッチに仕込むことで遠巻きに明かりがついていることに気づいたときは声でサッと消灯するようにしています。

 なんでも声で制御できるようになると、リモコンをいちいち使わなくてはいけないというシチュエーションがいかにストレスだったかが分かります。

 

朝の支度に使える

 朝にハッと目が覚めたときに、これは早めに起きてしまったのかアラームをセットし忘れて遅く起きてしまったのかどちらか悩むときがありますよね。そのときにいちいちスマホや時計で時間を確認するのは意外とめんどくさい。ところがAlexaがあれば「Alexa、時間教えて」と呼びかけると今何時か教えてくれるのです。これが意外と便利。

 その後も「Alexa、フラッシュニュース」と言うとその日のニュースを簡単に教えてくれますし、「Alexa、天気予報」と言うと自分が住んでいる地域の天気を教えてくれます。僕はこれを朝の支度中に毎日聞いています。

 冬場の起きてからのルーティンはまずAlexaに部屋の電気を点けてもらい、そのあと電気毛布をONに。ニュースを聞いて最後には天気予報と。Alexaは今や朝にはなくてはならないアイテムとなりました。

 

勉強の際に使うと便利

 僕がAlexaの使用頻度で一番多いのはこれ。

 当然のことながらAlexaはタイマーを設定できるので、いつも勉強する際は「Alexa、タイマー30分設定して」と言って始めます。その後で「Alexa、勉強に集中できる音楽流して」と言うとこれまたほんとにそれっぽい音楽を流してくれるんですよね。音楽はこの記事の冒頭でもお伝えした通りAmazonMusicと連動しているので、多種多様な音楽が聴けます。クラシックからジャズから最新のJ-POPまで何でも聴けます。

 タイマーを延長したいときも「Alexa、タイマー5分延長して」と言えば簡単に延長が可能。「Alexa、残り時間を教えて」でも残り時間を読み上げてくれます。

 

Alexaの注意点

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AmazonPrime会員の加入が推奨される

 AlexaはAmazonと密接に連携しているため、月額500円のAmazonPrimeの加入が推奨されます。

 加入していないと機能が使えないということは無いのですが、メインの機能である「音楽を流す」がどうにもならなくなってしまうんですよね。AmazonPrime会員であればAmazonMusicも無料で使えるので最新のヒットチャートも聞けてしまうのですが、そうでない場合は音楽が聴けなくなってしまう。

 もちろんスマホからBluetooth接続で音楽を流すことは可能ですが、それはひと手間かなと。やっぱり「音楽を流して」というだけで即座に流してもらえるメリットは計り知れません。

 

タッチパネル式の『Echo Show』は少し不便

 初めに「時計用のディスプレイしか無い『Echo Dot』を買ったけど、タッチパネルもある『Echo Show』ならもっと便利になるのではないか?」と思って、後追いで『Echo Show』を買ったのですが、正直微妙でした。というのもAlexaの醍醐味はあくまでも離れたところから声で制御するところなので、それをいちいちタッチしに行くのは本来のコンセプトから外れているのです。(もちろん声で制御する用途だけで使ってもOKですが)

 僕が後追いで『Echo Show』を買った理由として「YouTubeが観れるから」というのがあったのですが、「Alexa、Youtubeで『開脚ストレッチ』探して」と言うと検索結果画面までは出してくれるものの、そこから再生するまではディスプレイをタッチしに行かなくてはならない。そこでタッチが必要ならそもそもスマホでYouTubeを再生したほうが早いです。

 何よりも気になったのはタイマーの残時間表示の小ささ! 『Echo Show』だとタイマーを設定して数秒経つと画面がものすごく小さくなって、5~6mも離れると数字が読めなくなるんですよね。勉強中のタイマーとして主に使用している僕としてはなかなか痛いポイント。『Echo Dot』であればデカデカと残り時間を表示してくれるので、結局『Echo Show』はすぐ使わなくなりました。

 

 以上がEcho(Alexa)&SwitchBotのレビューでした。

 初めは半信半疑だったもののいざ使ってみるとあらゆるものを声で制御できて、あまりの便利さに非常に驚きました。

 家にリモコンが多いだとか、すぐにリモコンをなくしてしまいイライラする機会が多い人はぜひ購入をオススメします!!



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