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考え方

勉強計画なんて立ててもどうせ守れないんだから、最初から作るな

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 仕事が終わって自宅に帰ってからの勉強を継続して早7年目。トータルの勉強時間は約3000時間になりました。周りでコツコツと勉強を継続している方/できなかった方たちを見ていると「社会人の勉強で一番害悪になるものは『計画を立てること』」と感じます。

社会人が計画なんか立てても守れるわけがない

 どの受験勉強本やビジネス書でも「勉強を継続したり、目標を達成したいのであれば計画を立てろ」と書いてありますが、毎日の勉強を習慣づけれていないのであれば、計画を立てる前にやることがあります。

 それはまず勉強の習慣をつけるということです。

 そもそもの勉強時間が確保できていないのに計画を立てたところでそれは絵に描いた餅というものです。

 社会人の勉強計画など残業や急な飲み会の誘いがあれば一瞬で崩れ落ちてしまうものです。基本的に学校か部活ぐらいしかイベントのない学生とはワケが違います。ただでさえ1日のノルマを守るのもやっとなのに、それが突発的なタスクでサボってしまって次の日に取り返すのは至難の業です。

 そうしているうちに勉強借金が膨れ上がり、机に向かうのが嫌になってしまう。勉強を継続して目標を達成するための計画なのに、それ自体が重荷になってしまっては本末転倒です。

 

社会人の勉強で期限が決まっているものはない

 そもそも計画はなんのために立てるのでしょうか。そして社会人がマストで守らないといけない期限などあるのでしょうか。

 恐らくこの記事を読んでいただいている方はほとんどがこれから勉強習慣を身に着けたいと思っている方でしょうし、直近何か達成したい目標があってもそれは「これぐらいの時期に○○の資格を取れているといいな~」ぐらいの意気込みだと思います。WANTであってMUSTではないはず。もしMUSTであれば四の五の言わずに空き時間はすべて勉強に時間を注ぎ込んでください。

 そして計画というものは期限通りに目標を達成するためにはどの時点でどこまで勉強を進めなくてはいけないかという進捗を確認するものです。もしあなたの達成したい目標がWANTであれば必ずしも計画は必要ではないのです。

 

勉強を継続した先に目標達成があると意識する

 これから勉強を継続して目標を達成したいのであれば、まずは1日でどれだけ忙しくても確保できる勉強時間を設定しましょう。多くの人は30分~1時間だと思いますし、僕もかつては1時間と設定してコツコツ勉強をしていました。(最近は転職に成功して一段落したので毎日1時間より少ないときもありますが)

 達成したい目標が資格取得であれば、必ず合格に必要な勉強時間を調べてください。昨日今日勉強を始めた人となると、勉強の実時間が少なかったり、合格に必要な時間に到達していないのに「俺はこれだけ頑張っているのになんで結果が出ないんだ!」と言いがちです。

 そして勉強時間は必ずストップウォッチで測ってください。ちゃんと机に向かってペンなりキーボードを動かしている実時間だけ測ってください。そうすると意外と自分は勉強できていないことに気がつくはずです。世間で言われている標準合格時間は意外と正確で、だいたいみんなそれだけの勉強時間を積み重ねないと合格できないし、逆を言えばそれだけ積み重ねれば合格できているんですよね。その最低限できる勉強量を毎日積み重ねたときに、いつ頃目標を達成できるかを確認するのがよいでしょう。

  • どれだけ忙しくても確保できる勉強時間を設定する
  • 目標達成に必要な勉強時間を調べる
  • 勉強の実時間をストップウォッチで計測する

 社会人の勉強は大学受験と違って期限が決まっていないことが最大のメリットです。

 とにかく続けてみて勉強時間を稼げば必ず結果は出てきます。ですのでまずは計画は立てず、机に向かうことから始めましょう。そうして勉強習慣ができたら初めて計画を立ててみて、効率的に勉強を進めましょう。

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