今年も早いもので2018年が終わろうとしています。
僕は今年の2018年4月から毎日1時間勉強すると決めてここまでやってきたのですが、それももう半年以上続いていて、今や1時間勉強をしていないと何やら罪悪感のようなものまで感じるようになりました。
新卒で会社に入ってから勉強など一切やってこず、ずっと遊び呆けていた人間からしたら大きな進歩です。
そこで今日は月の平均残業が30時間前後のそこそこ忙しい僕が、毎日1時間勉強を続けて思ったことや勉強を続けるためのコツについて書きたいと思います。
①1日1時間勉強するのが限界だって
僕は今、半年以上毎日1時間勉強を続けているのですが、それ以上の勉強量の確保は正直難しいかなぁと思っています。
今の仕事は残業が月30時間程度と、そこそこ忙しいと言える業務量で毎日家には21:00ちょっと前に着くイメージです。
そこから風呂に入って、夕食を作って食べて、家事をやったり友達のLINEに返信したりしていると23:00ぐらい。
そして勉強を1時間ほどすると24:00ぐらいになるので、一旦作業を切り上げて紅茶を飲んだりお菓子を食べたりして一服。それが終わると机から離れてベッドでYouTube観たり色々しつつ、寝ます。
StudyPlusやTwitterを見ていると、仕事をしながらでも1日3時間ぐらい勉強をしている人がいて、1日1時間がやっとな自分としては引け目を感じていましたが、今はそんな感情もなく「自分は自分、他人は他人」と思えるようになりました。
勉強を開始する前後で一服している時間があるので、それを削れば物理的には1日3時間勉強も可能なのかもしれませんが、精神的なことを考えると削ることはできないなぁと。
これをRPGのHPに例えると分かりやすいのですが、僕は朝になるとHPが100まで溜まっていて、それが朝起きて、仕事に行くと80ぐらい削られるのです。
残った20のHPでシャワーを浴びて夕飯を作って、そして勉強をしないといけないのですが、そこで一服する時間を抜いてしまうとHPは-10ぐらいになってしまうのです。眠ると一応HPは100ぐらい回復するのですが、元が-10なので、朝起きても90までしか回復していない。そんなことを繰り返しているとHP借金が増えて、いつか朝起きた時でHP0という事態になります。
そんなことをやっていると、当然破綻します。
なので僕にとっては一服することでHPが20ぐらい回復して、そこから勉強をするとちょうど寝る頃には0になってバランスがとれるので、1日1時間の勉強時間確保が妥当なのです。
②メンタルにも筋肉はある
今ベンチプレスで20kgも上げれない人がいきなり100kg上げようとしてたら当然「お前バカか! 今20kgしか上げれないなら、体鍛えて徐々に重量上げていくしかないだろ!!」と怒りますよね。
ところが不思議な事にメンタルの方だと20kgしか上げれない人に100kg上げろ命令することが普通にまかり通るのです。
勉強することにも筋肉が必要で、今まで1分も勉強できなかった人間が、いきなり毎日1時間勉強しますと言い出したって絶対に破綻します。徐々に勉強する筋肉をつけないとダメなんです。
僕も勉強を始めた頃は、最初の30分は本を読んだり、ノートに「今日の仕事の振り返り」などといってポエムまがいのものを書いたりと、おおよそ勉強と呼ぶには怪しい行為をしていました。
後半の30分はPCに向かってコーディングをしていたのですが、途中平気でスマホを触ったりネットサーフィンをしたりしていました。
とにかく最初は「平日に仕事を終えた後、1時間机に向かう」という習慣をつけることを強く意識していたんですよね。だから机にさえ向かっていればOKぐらいの勢いでいました。
③新しい習慣など、基本的には身につかない
これは勉強習慣が身についた今だからこそ思うのですが、新しい習慣なんて基本的にそうそう簡単には身につかないんですよね。
僕は勉強習慣とともに週4でジムに行って筋トレを行っています。勉強と同じく筋トレも過去に何度か挑戦していましたが、こちらもやはり長くは続きませんでした。当時は自己啓発本に触発されて、目標を壁に貼ったり、筋骨隆々になったあとの自分をイメージしたりと色々とモチベーションアップになりそうなことを試してはいたのですが、いずれも効果はありません。
じゃあ今なんで継続でいているかと言うと、「人生、勉強や筋トレから逃げ回ってきたけれど、遂に逃げ切れないことを悟った」からなんですよ。
今まで色んなことに挑戦してきたけれども、いずれもあと一歩でうまくいかない経験をしてきました。その原因は常に僕自身の努力不足だったんですね。そういうことを心の底から悟ることができたからこそ、休日になって「たまには勉強や筋トレサボって遊ぼうかな」と一瞬思っても、「いや、遊んだところで結局同じことの繰り返しになるだけだぞ」と思い至り、大人しく家で勉強できるのです。
だから自己啓発本やビジネス本に書いてあることをそのまま受け売りで色々試したってダメなんですよ。体感として心の底から「勉強しなきゃ!」って思えるような状況にならないと、人は基本的に習慣なんか身につきません。
まぁ、心の底から「勉強しなきゃ」と思っていても、1日1時間勉強するのが限界なんですけどね。
④意味のない期限設定はやめる
これは僕も未だにやってしまっているのですが、勉強に意味もなく期限を設定して、それに間に合わずモチベーションを下げちゃうこと、みなさんも身に覚えがありませんか?
例えば僕なんかでいうと、このブログを始めた当初は「1年以内に月5万の副収入を稼げるようになる!」なんて意気込んでいました。
この意気込み自体は大変立派なのですが、この目標、実際全く意味のないものだと思っていて、なぜなら"1年"という数字に全くの根拠がないからなのです。
そもそもなぜ1年なのか。
2年、3年じゃダメなのか。
そこが詰められていない限り、計画は必ず破綻します。だって詰められてないから、その目標を達成できた時のメリットもなければデメリットもないわけですもん。
メリットもデメリットもないならば、それを達成するモチベーションなど当然沸くわけもなく、無駄に期限を設定しているので、段々とその期限にも間に合わなくなって行動するのがしんどくなって、最後には辞めてしまうというパターンがほとんどのように思えます。
だからある程度だけ方向性は決めておいて、そこに向かってほんの少しでも努力できたらオッケーとしています。
ちなみに僕の今の目標は「1日1時間勉強して、2019年内にはクラウドソーシングでLP案件を受注して、月5万の副収入が得られたらいいな(月5万あったらお金のこと気にせず飲み食いできるから)」というゆるっゆるなものです。
普段意識高い系の人の考え方を見ていると「30歳までには年収1000万円! 1日10時間勉強!! 起業して一部上場!!!」といった、とても圧の高い意見に押しつぶされそうになってしまいますが、まぁそこまでガッーとやれないタイプの僕らはゆるゆるとやっていきましょう。
以上が、怠け者サラリーマンが1日1時間勉強を半年間続けてみた、でした。
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