体験談 勉強記録

怠け者サラリーマンが1日1時間勉強を2年と半年続けてみた

 2018年の4月から毎日コツコツと1日1時間勉強を積み重ねて早2年と半年。

 「全然成果出ねぇ!! もう勉強嫌だ!!」とか言いながらも1日1時間以上はコンスタントに勉強し、今では1300時間を超えることが出来ました。

studyplus2h

 半年ごとにつけているこの勉強記録、今回で5回目となりブツブツ文句を言いながらもいよいよ色んな実績が出揃い始めてきました。
 本記事ではその点にスポットを当てつつ報告をしていきたいと思います。

 

勉強に至る経緯

 まずは今までのおさらいから。

  • 新卒で就いた事務職が薄給な上しこたまサービス残業させられる
  • プライベートでもとことん行き詰まる
  • アラサーにもなり、自分の将来を真剣に考える
  • 勉強して年収を含め自分のスペックを上げることを決意
  • 組み込み系エンジニアに転身

-------------ブログ開設-------------

  • 本職とは別にフリーランスで仕事が請けやすそうなWeb系の勉強も開始
  • Web系の勉強を400時間ほど実施
  • 一段落つく
  • 自分の市場価値を知るためにも一度転職活動を開始
  • 数回の面接を経て、市場では自分に全く価値がないことを痛感
  • Web系は一旦置いておいて、まずは本職の組み込み領域で年収を大幅に上げることを決意
  • 誰が見ても一発でそのスキルの高さが分かるものを身につけようと考える
  • 「電子工作」「教育資料の作成」「英語(TOEIC860点オーバー)」の3つのスキルを身につける
  • 電子工作スキルが身につく
  • 教育資料が完成する
  • TOEIC860点目指して勉強中 ←前回まで

 

目標未達ながらもTOEIC855点取得

 前回の勉強記録から今に至るまでTOEIC860点突破を目指してひたすら英語の勉強をしていたわけですが、この2020年4月~9月まではコロナ禍のおかげで試験自体が中止となり、受けたくても受けれない状況が続いておりました。

 そんな中で860点突破の確度を上げるため、『スタディサプリTOEIC/パーソナルコーチプラン』の6ヶ月コースに申し込んで英語の勉強をしていました。

 このパーソナルコーチプランとは『スタディサプリ』という英語学習アプリにパーソナルコーチがついてくるというもので、毎日の勉強記録をコーチに報告しては勉強法などのフィードバックをもらいながら勉強を進めます。

 コーチとは基本的に毎日やりとりをしないといけないのでサボることが出来ず、嫌でも毎日勉強をしなくてはいけません。ただし僕は既に1日1時間勉強の習慣がついているので最初は「楽勝でしょ」と思っていたのですが、スタディサプリはスマホアプリで勉強でするということもあって本当に問題に取り組んでいる時間しか勉強時間としてカウントされず、ノルマである1時間勉強しようと思うと体感ではその1.5倍はやらないと目標に到達しないのです。

 ましてスタディサプリの問題はクオリティが高くて負荷がキツイ! 簡単な問題で1時間やるのはいいのですが、難しい問題で1時間こなすのはなかなかハードでした。

 そんな状況の中、長らく中止になっていたTOEICも9月に再開となり、当然僕は受験をします。

 受験の手応えとしては、800点は超えているだろうけども、860点はないかなと言った感じ。

 

 しかし蓋を開けてみると855点も取れていたのです!!

 

 あと5点(1問)足りないというところに猛烈な悔しさを感じながらも、そこから10月にあるTOEICに向けて40時間ほど勉強して再度試験に挑むと・・・

 

 またしても855点!

 

 10月の試験は手応えがまったくなく、700点中盤も覚悟していたのでまさかの855点に驚いたのですが、どうせ点数が取れるのであれば860点を超えるかそれとももっと低い点数だったら良かったのになぁと思いました。あとたった5点(1問)と思うとほんとに悔しくなるんですよね。

 英語はここ1年以上勉強していますが、まだもうちょっと続けないといけないみたいです。

 

誰にでも分かる数字を身につけるということ

 目標には未達ながらもTOEIC855点という世間的にはハイスコアと呼ばれる点数を取ると、周りの評価も変わってきました。

 一応855点も取れたので、会社の資格取得奨励金に申請したことから周りにも点数が知れ渡ったのですが、これがもうめちゃくちゃ褒められるんですよね。

 英語の勉強よりも現場仕事のほうが遥かに頑張っているのですが、そちらは今までほとんど褒められたことがないのにTOEIC(英語)となるとやたらと持ち上げられる。

 確かに普段やってる現場仕事って実績が周りに伝わりにくいんですよ。例えば僕は去年で言うと「目標回転数先読みによるモーター低回転時通電カット」というプログラムを作成して、自分の担当製品の0.1%も省電力化に成功したのですが、まぁこれが伝わらない。

 現場のイチ担当者がひとつのプログラムで0.1%も省電力化に成功することがどれほどの功績なのかというと、自分の担当している製品は何百人というプログラマーが1年かかって全体で1~2%改善するのがやっとなのに、それをたった一人で0.1%も改善するという。

 が、やっぱりこれが全然他人に伝わらない。

 まぁそうですよね。数字として「80%も省電力化に成功して、月の電気代を800円分も浮かすことに成功しました!!」ぐらいのインパクトがあればまだ分かるのですが「0.1%も改善しました!!」はあまりにも弱すぎる。

 なまじ仮に0.1%という数字が偉業だったとして、本当に僕ひとりの力でそれをやったのか? という疑念が生まれます。

 

 ・・・という壁にぶち当たったのが1年前の転職の面接での出来事

 

 そこから「どこの誰が見ても、一発でその凄さが分かる実績を挙げなくてはいけない」と思って始めたのがTOEICなのです。

 

 特に僕の場合はFラン大学卒ということもあって、転職の面接でもまずはネガティブな方向からモノゴトを見られてしまいます。「僕は一つのことをコツコツと継続するのが得意です」と言っても「じゃあなんで大学はこんなFランなの?」という話ですし、「現場でもチームリーダーを任されるほど評価していただいています」と言っても「Fラン文系のお前がエンジニアに転身してほんとに3年ぐらいでチームリーダーになれるの?」と思われてしまうんですよね。

 数字として自分は「頭がそこまで悪いわけではない」「継続した努力ができる」ということを証明しなくてはいけなかった。

 では今の日本で

  • 誰もがその数字の凄さを一発で理解できる
  • どこの現場でもニーズがある
  • 努力をすれば必ず身につけられるもの
  • 一度スキルを獲得すれば向こう10年は食いっぱぐれない

 ものは何かと考えたらTOEIC(英語)だったわけです。

 今までこの2年僕はプログラミングの勉強や新人向けの教育資料を作っていたわけですが、そちらは「なんか頑張ってはいるんだろうけど・・・」とあまりつれない評価。ところがTOEICで855点という数字をバシッと出すとものすごく褒められるわけですよ。なんなら「今までのお前の頑張りには注目していた」ぐらいなことを言い出す始末。

 特に僕の場合は「Fラン大学卒」という強烈なフックがあるので、その人間が855点取ったとなると「ものすごく頑張った」という扱いになるんですね。英語初心者が高校卒業からTOEIC800点以上を取ろうと思うと平均1000時間以上の勉強量が必要とのことなので、数字さえ見せてしまえば、あとは多くを語らなくても「継続して努力してきた」という扱いになるので本当に色んな事が楽になりました。

 特にうちの親に報告した際には大層喜んでもらえましてね。ここ数年、家に引きこもっては年収アップのために何やら勉強をしてはいるっぽいんだけど、実際には何をやっているかよく分からない。たまに実家に帰ってきてもずっとパソコンをいじってる。それがTOEICという誰もが理解できる数字として実績をひとつ持ってきたのでホッとしたようです。

 

体重が筋トレ・増量のおかげもあり52kg→67kgになりました

 スキルアップの勉強と並行してやっていた筋トレもだいぶ安定してきて、見た目もかなり変わってきました。

 僕は生まれつき痩身体型で最近までずっと52kgだったのですが、ブログ開設と同時に始めた筋トレと増量の甲斐もあり67kgまで体重を伸ばすことが出来ました。

 去年(2019年)はどれだけ飲み食いをしても体重が62kgから増えず、本当に泣きそうだったのですが、今年はいよいよ目標である67kgを達成しようと、毎日食べたものを記録につけることにしました。

増量計画

 これは記録を始めてから10週目だからきちんとプロテインやサプリメントを摂取できていますが、最初の方は結構飲み忘れてしまっていたんです。

 それに食事内容をメモし始めてみると、意外とカロリーが摂取できていないということが判明したりもします。

 もし自分が「頑張ってやってるのになぜか成果が出ない」と思ったときは、まずは冷静に数字を見つめ直すのが一番ですね。感覚だけでやってると、さも自分が大それた事をやっているように思うのですが、ちゃんと数字として並べてみると結構努力が足りなかったりする。

 筋トレに限らず、真剣に目標を達成したいことがあったら記録をつけて管理しないといけないと感じた昨今です。

 

 さて、そんなわけで体重も無事増加し、今年の夏はTシャツ1枚でもバシッと決まり、薄着でも堂々と外を歩けるようになりました。今まではほんとに自分の痩身体型が恥ずかしくて、夏場にTシャツを着るときでも必ず舌に七分丈のインナーを着込んでいましたし、鏡を見るのが嫌だったのですが、最近ではむしろ鏡を積極的に見ていきたいぐらいになりました。

 常に劣等感を抱えなくても良くなったので、心が本当に軽くなりました。

 また先日数年ぶりに友人と会ったのですが、そこでも会うなり「お前何その体!?」と驚かれました。そりゃそうですよね、今までガリガリ体型の代名詞のような存在だった人間がいきなり15kgも増やして登場するんですから。

 

 が、さすがに2年で体重を15kgも増やすと弊害も出てくるもので、65kgぐらいまではよかったものの67kgまで来るとさすがに腹が出てきてしまったんですよね。

 僕は脂肪が手足にはつかず、腹だけについてしまうタイプなので、67kgまで来たときはさすがに「ん?」となるレベルになってしまいました。

 なのでこれからは減量に励んで、体重を63kg程度まで絞ります。

 

 何にせよ、今まで痩身体型で体重も60kgを超えることなんて絶対にないと思っていた自分が実際に67kgを超えれたのは大きな自信になりました。
 またTOEICも一般入試で科目選択によっては英語を受験しなくても入れてしまうようなFラン大出身の自分が目標未達とはいえ855点までこれたのも本当に嬉しい限りです。

 

将来に関する不安がほとんどなくなった

 現場の仕事で大きな成果を挙げたとか、転職で年収を大幅に上げただとかいう目立った実績はないものの、最近では将来に関する不安が本当に無くなりました。

 というのも今までやってきた組み込みの勉強(電子工作)や教育研修資料、それにTOEIC855点の実績があれば直近ではまず食いっぱぐれることはないだろうと思えたからです。

電子工作

 今まで苦痛でしかなかった勉強も1000時間を超えてみれば、平日仕事から帰ってきても家で勉強するのが当たり前になりましたし、下手に外で遊んでいるよりかは家で勉強している方がいい。

 プログラミング(電子工作)や研修資料作りもスキルアップにつながったことで現場仕事もスムーズに進められるようになりましたし、TOEICの勉強だって英語がわかるようになったおかげで海外のサイトも読めるようになったしYouTuberのトークも字幕と併せてみれば大方理解できてしまいます。

 もし仮に自分がエンジニア以外の未知の領域に飛ばされることになったとしても、また地道に勉強をしていけばなんとかなるんじゃないかという感覚があるんですよね。

 

思いがけぬ人物との遭遇で涙した日

 僕には「月曜に有給を取って、日→月でビジホ宿泊からの朝食バイキングを楽しむ」という趣味があるのですが、9月末に息抜きということでこれを実行しました。

 なんとなく「今まで行ったことない場所にしよう」と思い、名古屋の今池というほどほどに栄えた場所に泊まることにしました。

 昼間の早いうちからチェックインをし荷物を置くと、ちょっと時間も中途半端ということで近くのドトールでブログを書くことにしました。

 そこで1時間ほどブログの記事を書いて「一旦ホテルに戻るか」と思い店を出ようとしたところ、社会人になったばかりの頃に付き合っていた昔の彼女と入れ違いになったのです。

 僕は向こうに気付きましたけども、向こうはこっちに気づいていない。そりゃそうだ、最後に会ってから髪はすごく短くなったし、体重だって15kgも変わってる。ましてこんな今池という僕に縁もゆかりもなさそうな場所で会うだなんて思わないでしょう。

 彼女と会った瞬間、過去の色んなことがフラッシュバックしました。

 当時はまだ社会人になったばっかりで、彼女と結婚したい一心でガムシャラに仕事をしていたこと。月の残業時間は当たり前のように100時間を超えて、たまに会えてもいつも僕が睡眠不足でフラフラで「ねぇ、ほんとに私の話聞いてる?」と怒られていたこと。20代中盤という若さでは金銭的に「妻を養う」というイメージがどうしても自分の中でつかず、結婚には踏み切れなかったこともあり別れるに至ってしまったこと。

 良い思い出や悪い思い出、嬉しかった思い出や辛かった思い出。色んなことが頭の中を駆け巡り、気づいたら大粒の涙が頬を伝っていました。

 最後に別れた時、俺はプログラムを1行も書けなかったが今では5000行でも何行でも、いくらでも書けるようになった。TOEICでも855点を取って、日常会話程度なら特に苦労することもなくネイティブと話せるようになった。いつも「私より細いね」って言われていた体重だって、筋トレと増量のおかげで15kgも増えた。

 俺はあのときから少しは成長できたと思う。
 お前の目には俺がどう映る? 少しはたくましく映ってるのか?

 

 涙で視界がぼやけながらも彼女のことを見ていると、少し異変に気づきました。

 あれ、あの子、体の特定部位がちょっと平均より大きすぎないか。

 

 ・・・あ、ワイの彼女やないわ。

 

 そんなわけで次回の更新は遂に勉強開始から3年という節目になります。

 今後の予定としては11月中旬にTOEICがあるので、そこでなんとか860点を突破。そしてそのままSPIの勉強に入り、転職に成功して大幅な年収アップにつなげたいと思います。

 ではまた2021年4月の更新で会いましょう!

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