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最近観た映画『死霊のはらわた』『フライト・ゲーム』『スカイスクレイパー』

 AmazonPrimeで映画を何本か観ました。

 ※今回の作品はAmazonプライム会員であれば無料で視聴可能です。

 

①死霊のはらわた

 

上映時間

 91分

 

オススメ度

 星5点満点中:★★★★

 

ストーリー

 うっそうとした山奥にたたずむ小屋を訪れた、ミア(ジェーン・レヴィ)をはじめとする5人の若者。小屋で「死者の書」という不気味な書物を見つけた彼らは、はからずも邪悪な死霊をよみがえらせてしまう。解き放たれた死霊はミアにとりつき、若者たちに襲い掛かる。おぞましい姿に変ぼうしたミアと戦いながら山から脱出しようとする若者たちだが、死霊の力によって行く手を阻まれてしまう。助けを呼ぶこともできぬまま、一人、また一人と、彼らは死霊にとりつかれ……。<Yahoo!映画>

 

感想

 2013年に公開されたホラー映画である本作。

 スパイダーマンシリーズで知られるサム・ライミ監督が1981年に監督デビュー作として世に放った傑作ホラーをリメイクしたもの。

 僕はこのオリジナル版『死霊のはらわた』が大好きで、中学生の時にVHSで観た際には画質の悪さも相まって恐怖感が半端なく、自分の中で最恐ホラー映画No.1と位置づけておりました。

 オリジナル版は当時の撮影スタッフがまだ大学生という若さもあり、若さゆえの容赦ないグロテスク描写や、低予算からくるチープさがこれまた恐怖演出に一役買っていて、本当に絶妙なバランスの上で作られた作品だなと感心しておりました。

 

 さて、リメイク版『死霊のはらわた』ですが、公開当時から気になってはいたものの評判がそこまで良くなく、興行収入もヒットの目安である1億ドルをギリギリ超えていなかったのでずっと手付かずのままいました。
 内容としてもやたらと「ただグロいだけ」という評判が飛び交っており、どうしてもマイナスイメージが払拭できないまま今日まで至っていました。

 しかしふとした瞬間にAmazonPrimeのおすすめに本作が表示され、「Primeにあるなら」と夕飯を食べながら気軽に見ていたところ、これがオリジナルに引けをとらないほどの傑作だったのです。

 なにがどう傑作かと言うと、ほんとにグロい!

 ハリウッドの大手スタジオが制作している最近の映画とは思えないほど容赦なくグロ描写を繰り出してきて、ホラー慣れしている僕ですら「もぉ~、これ以上はやめてぇぇ」と音を上げてしまいました。

 腕はちぎれるは、頭はかち割るは、血しぶきの量は尋常じゃなく吹き上がります。

 監督のフェデ・アルバレスがCGは極力使わない方針で撮影をしたようで、それゆえ人体破壊描写が異常にリアルな仕上がりになっています。これが多少CGが使われているなら「こんな人体破壊、ありえねーよ」と安心できるのですが、基本的にすべて生身でやっているので痛々しさの臨場感が半端ないです。

 僕は寂しくクッションを抱きしめながら観ましたが、カップルで観ていたらお互い抱きついても全く違和感がないぐらいのグロ映画でしたので、ある意味カップルにオススメです。

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②フライト・ゲーム

 

上映時間

 107分

 

オススメ度

 星5点満点中:★★★★

 

ストーリー

 ニューヨークより146人の乗客乗員が搭乗した、ロンドンへと向かう旅客機。その警備を任されている連邦保安官ビル・マークス(リーアム・ニーソン)のもとに、1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害するという異様な犯行予告メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。そしてメールの内容通りに、機内で1人ずつ人が命を落とす。やがて、地上から犯人が指定した口座はビルのものであることが判明する。<Yahoo!映画>

 

感想

 フランスにヨーロッパ・コープという映画製作会社があります。そこは『レオン』『フィフス・エレメント』などで知られるリュック・ベッソン監督が立ち上げた会社なのですが、ここの作る映画はとにかくエンターテイメントに徹しています。

 ヨーロッパ・コープの作品といえば『トランスポーター』『96時間』『LUCY』などがあります。

 そう、ヨーロッパ・コープの作品は「その場の面白さを優先して、整合性はあまり考えていない」ものが多いのです!

 僕はこの映画的アプローチが大好きで、映画など見ている間の2時間が楽しければいいのだから整合性など気にしません。

 ただ当然のごとく批評家や一部の映画ファンからは執拗に叩かれるため、ネットや映画雑誌で見るヨーロッパ・コープの作品のレビューはそこまで高くならない。

 

 そんなヨーロッパ・コープで鍛えられたジャウム・コレット=セラ監督が2014年に放つアクションスリラー映画が本作。

 ちなみに本作はヨーロッパ・コープの製作ではありませんが、中身はバッチリとヨーロッパ・コープテイストとなっていました。

 

 お話自体は「航空保安官がフライト中にとある人間から身代金を要求される」という単純なもので、上映時間中の95%は機内の映像で占められます。

 そんな閉鎖的な空間で、半ば孤立状態の保安官はどうやって犯人を探し出すのか。

 この犯人探しの面白さが本作のキモで、次から次へと怪しいやつが登場しては去っていくんですよ。その度に「くそっ、手がかりが見つかったと思ったのに! 犯人は一体誰なんだ!!」とヤキモキし、感情をコロコロと弄ばれてしまいます。

 確かに後から振り返るとご都合主義的な展開も多々見受けられますが、そこまで深いことを考えずにぼーっと観る分にはひたすらに楽しいエンターテイメント映画でした。

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③スカイスクレイパー

 

上映時間

 102分

 

オススメ度

 星5点満点中:★★★★

 

ストーリー

 香港・ビクトリア湾の一角に立つ、高さ約1,000メートルを誇る250階建ての超高層ビル、ザ・パール。以前FBIの人質救出チームの隊長だったが、ある事件で片足をなくした過去を持つウィル(ドウェイン・ジョンソン)は、98階に家族と暮らしていた。ある日、彼はザ・パールのオーナーであるツァオに呼び出されて、ビルのアクセス権限のマシンコードを託され、24時間以内に安全管理システムを分析するよう依頼される。<Yahoo!映画>

 

感想

 問答無用の娯楽作! ハリウッドのエンターテイメントってこういう作品のことを言うんだと思います。

 確かに設定や展開は今まで散々やり尽くされたものです。テロリストに占拠されたビルに取り残された妻子を救い出す男という設定は『ダイ・ハード』そのものだし、その後の展開も「向こう側に行こうと大ジャンプをするが、ギリギリ届くか届かないかのところに着地する」「足場が不安定なところを歩いていると、場が崩れて落ちそうになる」「体にロープを巻き付けて下に降りると、ふとした拍子にロープが切れそうになる」などどこかで観た映像が繰り広げられます。

 けど、圧倒的に面白い。

 それは何故かと言うと「今まで見たことがある設定や展開ではあるものの、それが凄まじいスピードで次から次へと提供されていく」からです。

 もうなんというか、ハリウッドが今まで蓄積してきた「サスペンス・アクションの定石」みたいなものを一本の映画の中に全部詰め込んだかのような贅沢さで、それでいて違和感がほとんどない。
 確かにどこかで見たことある展開なのですが、じゃあそれを全部違和感なくつなげられるかというとそう簡単な話ではありません。

 僕たちも普段色んな面白い話の設定や展開ってポツポツと思いつくことはあるとおもうんですよ。

 ただそれを実際に人に話したり、書いたりする段階で

 「あれ、うまくつながらないぞ」

 ってなる場面は多々あると思います。

 しかしこの作品は、1個1個のアイデアのつなぎめをうまく隠しています。

 

 以前このブログでドゥエイン・ジョンソン主演の『セントラル・インテリジェンス』をレビューしたときも言いましたが、ドゥエイン・ジョンソンって本当にチャーミングで、ただ画面に写ってるだけでも観客の心を掴むカリスマ性があるんですよね。昔のシュワルツェネッガーのように。
 だから彼が主役を張っているからこそ作品の粗も気にならなかったというのもありますね。

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※今回紹介した作品はAmazonPrime会員の無料体験でも視聴可能です。

 

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