考え方

心の負担を少しでも下げるために、外部装置を使うべし

 言われてみれば当たり前ですが、心の負担(ストレス)というものは色んな要素が複雑に絡み合って我々にのしかかって来るもので、何か一つの大きな塊をスコーンと消せれば問題が一気に解決、というわけにもいきません。

 テトリスで言えばブロックがグチャグチャに積み重なってどうしようもない状態になっているのに、「あとは長い棒さえきてくれれば俺の問題は全部解決するんだ!!」と叫んでいる人は意外に多いです。だからこそ我々の生活に日々降り掛かってくるタスクという名のテトリスブロックは都度消すなり、消せないなら整理して配置しないといけないわけですが、それを実行するために僕は

 降ってきたタスクは自分で抱えず、なるべく外部装置に頼る

 という手法をとっています。

 「このデータの解析をやっといて」というような他人から振られたタスクや、公共料金の支払などのいわゆる自然発生したようなタスクは、原則その場で「いつやるか」をOutlookやGoogleカレンダーにリマインダー設定するようにしています。

 これをやらずに頭の中だけでタスクのスケジュール管理をしようと思うと折に触れては「あー頼まれた解析やらないとダメだ。アパートの更新料も払わないといけないけど、今日冷蔵庫に食べ物なかったから買いに行かなきゃ。じゃあ支払いやってる時間無いや」と脳内タスクお手玉をやってしまいます。そうすると大してタスクも抱えていないのにさもやることが多いと感じてしまい、これが地味に心に負担となるのです。ところが一度タスクに取り組む日時を決めてしまうとそれ以上悩むことはなくなるのです。

 他にもタスクは自分の手でやるのではなく、極力機械で代行できないかを考える。例えば自炊した後の洗い物って憂鬱で、ご飯を食べ終わる頃には「あー、これ洗わないといけないんだよな」と気が滅入ることも多いでしょう。洗濯物も休日に雨が続けば「雨が止んでくれないと月曜に着ていく服がなくなるぞ…」と心配になる。でもこれが食器洗い機や乾燥機付き洗濯機を導入すれば心配がなくなるどころか皿洗いや服を干す時間も節約できて、自分のために使える時間がより増加するのです。

 タスクでないにしても「仕事で失敗した」「友人から嫌なことを言われた」という心のモヤモヤも、「なぜ自分はモヤモヤしてるのか」「どうやったらこのモヤモヤを解消できるか」をノートに書き出してみる。頭の中だけで考えている時は「自分はなんとダメな人間なんだ」と思っていても、いざ悩みをノートに書き出してみると筆がほとんど進まず、意外と自分の悩みの小ささを理解するというのはよくあるパターンです。

 心の負担を軽減するためにはとにかく自分で抱え込まないことが重要です。OutlookやGoogleカレンダー、食器洗い機や乾燥機付き洗濯機、ノートなど、外部装置をとにかく活用していきましょう。

 ちなみに僕の会社ではOutlookを使用して打ち合わせの日時などを管理しているのですが、僕は上司から仕事を振られた際にはこのOutlookの予定表にリマインダーを設定していますし、納期がちょっと遠い案件に関しては上司の予定表にもリマインダーを突っ込んだりしています。

 上司の悩みに「振った案件をちゃんとこなしているのかどうかが分からない」という事柄があります。ただこれもOutlookに予定が入っていると「ここでリマインダーが設定されているから、丸っと忘れてるってことはなさそうだ」と安心することが出来る。仕事を振られたこちらとしても「東城君、前お願いしたデータ解析だけど、ちゃんとやってくれてる?」と言われることがなくなる。
 「うちの会社はOutlookを使ってないからリマインダー設定ができないよ!」という人は、イオンかどこかでA3サイズぐらいのホワイトボードを買って、そこにタスクを書き込んで自席に掲げておけばよいでしょう。

 こうやって外部装置に頼りつつ、心の負担となるタスク・テトリスブロックをひとつひとつ整理して消していくことが、心の安定にとっては重要なのです。

<ノートに心のモヤモヤを書き出す方法として参考にしている『ゼロ秒思考』>

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