定期的にやらないといけない衣服のアイロンがけ。
毎週末にまとめてやったとしてもそれなりに時間が掛かるもの。特に一人暮らしで他の家事もやらないといけない中、なんとかアイロンがけにかかる時間を節約したい。
そんな時に手軽にアイロンがけが出来ると最近評判となっている壁掛けスチームアイロン(スチーマー)。
でも壁にかけた状態で本当に服はピシッとなるの? 手軽さは? 誰でも簡単にできるの?
今日はそんな疑問にお答えします。
僕は一人暮らしをしていた学生時代から大の家事好きで、アイロンも毎週欠かさずかけていました。
それが社会人になったところ、学生時代とは比べ物にならないほどの忙しさで、好きだったアイロンがけも段々と億劫に。
洗濯物を干して、それを取り込んで、台を出してアイロンがけをするというのもなんだかんだで時間がかかります。かといって毎回クリーニングに出すのもお金がかかるし、クリーニングに出したり取りに行ったりするのも手間になります。
そこで何かいい方法はないかと探っていたところ、最近ではこの壁に服をかけたままアイロンがかけれるという衣類スチーマーにたどり着きました。
最初は「壁にかけたままアイロンなんかかけれるのか? 本当にピシッとなるのか?」と半信半疑でしたが、使ってみるとこれが非常に便利!
今では絶対に手放せない家電の一つとなりました。
今回はそのスチーマーのレビューになります。
良い点
①圧倒的な手軽さでアイロンがかけれる!
やはりこのスチーマー、一番のウリとしては「衣服を壁にかけたままアイロンをかけれる」という点ですが、これが本当に便利。
通常のアイロンですとアイロンをかけるとなると、台を出して、衣服を取ってきてそれを広げて・・・ という動作が必要ですが、スチーマーであればラックからちょっと服を取ってきて、そのままアイロンがかけれてしまいます(アイロンをかけるためには第一ボタンをしめるという動作は必要ですが)。
慣れない内はそれなりに時間がかかってしまいますが、一度コツを掴めばワイシャツ1枚1~2分でサッとかけれてしまいます。通常のアイロンであれば4~5分はかかってしまうことを考えると圧倒的な時間短縮です。
一番気になるアイロンのかかり具合ですが、その特性上、細部まではピシッとはなりませんが、周りからは「ちゃんとアイロンのかかった服を着てるのね」と言われるぐらいにはシワが伸びます。
②衣服の嫌な臭いを消すことが出来る
洗濯機で洗えるワイシャツならまだしも、スーツのジャケットは一度嫌な臭いがつくとクリーニングに出さない限りはそれを消すことが出来ません。
しかしこのスチーマーは服に大量の蒸気を当てることで服のシワを伸ばしているため、シワを伸ばすのと同時に嫌な臭いも一緒に消すことが出来るのです。
ジャケットを着て居酒屋などに行った時についたタバコや煙の臭いも、一通りスチーマーを当てるだけで消えてなくなります。
③スラックスやネクタイにも簡単にシワが伸ばせる
このスチーマーを使っていて一番便利だなと感じたのは、スラックスやネクタイのシワを伸ばすときです。
通常のアイロンでスラックスやネクタイのシワを伸ばすのは意外と難しかったりしますが、このスチーマーであれば「壁にかけたままシワ伸ばしが出来る」という特性上、ものすごく簡単に行うことが出来ます。
スラックスもネクタイも恐らく1本30秒ぐらいでかけれてしまいます。
悪い点
①女性が使うには少し重い
こちらはAmazonのレビューを見てても多く叫ばれていることですが、本機は女性が使うには多少重いかなと思います。
シワ伸ばしをしている間は常に本機を持ち上げていないといけないのですが、男の僕でシャツを4~5枚かけたところで「あー腕が疲れるな」と感じてしまうので、女性であれば2~3枚かけたところで一旦休憩が必要になるのかなと思います。
②裾や袖口など、末端のところはかけれない
スチーマーでシワ伸ばしをする時は常に裾や袖口を引っ張っていないといけないので、そのかけ方の都合上、裾や袖口自体はシワ伸ばしをすることが出来ません。
とはいえ、ワイシャツであれば裾はパンツの中に入れてしまいますし、袖口も多少シワ伸ばしが出来ないからといって見栄えが悪くなるものではないので、僕は特に気にしていませんし、周りから指摘されたことはありません。
とはいえ、営業職のような、周りからよく見られる仕事で、細部までピシッと仕上げたい方にはスチーマーは向いてないかもしれませんね。
③定期的に水の補給が必要
スチーマーにはタンクに水の補給が必要なのですが、それがワイシャツの場合ですと1回の補給で4~5枚がかけられます。逆に言うと4~5枚しかかけられないため、例えば1度の10枚ほど洗濯物がある場合は最悪2~3回水の補給が必要になります。
最初の内はこれが何かと不便だったのですが、今ではスチーマーをかける際にペットボトルに水を入れておくことで、スチーマーの水が切れた際はその場で補給できるようになり、わざわざ水道まで補給しに行かなくてよくなりました。
以上がスチーマーのレビューとなります。
最初は使い方にコツが必要なため「う~ん、そこまでいい商品じゃないかもな」と思っていたのですが、段々と慣れ、シワ伸ばしも満足できるほどにスチームをかけれるようになったため、今では外せない家電の一つとなっています。
特に僕のようにエンジニアなど、そこまで服装を問われるわけではない職業であればこのスチーマーは本当におすすめです。