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体験談 勉強記録

怠け者サラリーマンが1日1時間勉強を1年と半年間続けてみた

 2018年の4月から毎日コツコツと1日1時間勉強を積み重ねて早1年と半年

 ここに来てトータルの勉強時間も順調に数字を伸ばし、778時間に達しました。

 高校3年間合わせて100時間も勉強できなかった怠け者の男も遂にここまで勉強を継続することが出来ました。

勉強1年半

 

 半年ごとにこの勉強記録をつけているわけですが、前回は勉強を継続して1年という区切りで記事を上げていましたので、今回は1年半の記録として勉強を継続して気づいたことや僕の身の回りの変化について書いていきたいと思います。

前回記事
怠け者サラリーマンが1日1時間勉強を1年続けてみた

 2018年度は1日1時間勉強を1年継続した結果、1年でトータル456時間勉強することが出来ました。(週末はちょっと多めに勉強した)  今回は、今までまったく勉強してこなかったサラリーマンが心を入れ替 ...

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Web系の勉強を辞めました

 まず、第一の大きな変化としてはWeb系の勉強を辞めました。

 当初このブログは「本職はC言語の組み込みをやっている人間がWeb系言語を覚えて、副業でLP案件請け負って月5万円の副収入ゲットだぜ!!」という名の下、勉強記録などを綴るため開設したわけですが、この半年で色々と思うところがあり、一旦凍結とすることにしました。

 Progateやドットインストール、TechAcademyなどに総計20万円以上注ぎ込み、1年近くコツコツと勉強をしてきましたが、それでもトータル400時間程度の勉強量なのです。本業の忙しい合間を縫って頑張ってきましたが、一度Web系企業に思い切って入社してしまえば2ヶ月もしないうちに巻き返せてしまう時間であり、その程度のスキル。

 Web系言語の勉強自体はとても楽しくやりがいはあったのですが、1日1時間勉強で得られるスキルなど世間一般からすれば本当に微々たるもの。ある程度要領は掴んだつもりでいまして、恐らくトータル1000時間ほど勉強をすればLP案件をこなせるようになる気はしましたが、それだとまだまだ時間はかかる。
 心はずっとモヤモヤしたものがありました。

 

 そして今年2019年のGWに一旦自分の市場価値を知ろうと試しに転職活動をしたのですが、そこで僕は世間からは何のスキルも持っていない人間とジャッジされていることが判明します。
 ・・・確かに僕自身はここ一年勉強を頑張ってきたつもりではありますが、じゃあ何か他の人より秀でたスキルが身についたかといえばなにもないわけで、HTMLやCSSだってWeb系業界に放り込まれたら未経験も同然です。

 

 そんな折に何気なく読んだmotoさんというインフルエンサーの方が書かれた『転職と副業のかけ算』という本の一節に僕は多大な影響を受けます。

年収を上げる転職には「今いる会社」で成果を出すことが必要です。

 

 このまま漫然とWeb系の勉強を続けていても何もかもが中途半端で、かけたコストに対してリターンが少なすぎるし、その後にもつながっていかない。

 ならばまずは本職のC言語組み込みの分野で成果を上げて転職を成功させ、そこでもう一度Web系をやるかどうか決めることにしました。

 

 そもそも僕がWeb系言語を勉強し始めたのも、今の僕が副業をやるのにはWeb系言語を勉強するのが一番手っ取り早そうだと思ったからですし、副業をやるのも月5万ぐらいサクッと稼いで毎日飲んで帰ってもお金を気にしなくてもよくなる身分になりたい、会社以外の収入源を作ることで会社に縛られない生き方ができるようになりたいであるとか、そういった狙いがあったからなのです。

 Web系言語をやるのはあくまで手段であって目的ではないわけですよ

 

誰が見てもひと目で分かるスキルを身につける

 転職を成功させ、年収を大幅に上げるためにも本職で成果を上げる必要がありますし、それでいて誰が見てもひと目で分かるスキルを身に着けなくてはなりません

 今回僕が考えたのは

  • 電子工作を行うことで組み込みスキルを証明する
  • 新人用の研修資料を作成することで組織に貢献できる人間であると証明する
  • TOEIC860点を獲得することで英語が使えることを証明する

 という3つです。

 以前転職活動をしてみて痛感したのは「組み込み系は自分のスキルの高さを他人に証明しづらい」ということです。

 C言語の組み込みはWeb系のポートフォリオとは違って面接のその場で一発で自分のスキルの高さを証明できるものが持って行きづらいのです。

 特に僕は喋りが達者ではないので、喋れば喋るほどプログラミングができそうにない感じが出てしまうので、ここは電子工作のような "ブツ" を一発ドンっと見せることで自分のスキルを証明したいと思います。

 2つ目の新人用研修資料についても、僕は面接の場で「僕は周りをグイグイ引っ張っていくリーダータイプというよりは、みんなをサポートし背中を押していくタイプです」と回答することが多いのですが、その時になんのバックボーンもない状態で「みんなをサポートするタイプです」と答えたところで「コイツ単純に積極性が無いだけとちゃうんか」と思われるのがオチです。
 ですがその時に横に自分で作った新人用研修資料の束が置いてあったら「おっ、こいつは本気なんだ」と思ってもらえるはずです。

 

 ということでここ半年はWinスクールという組み込みを学べるスクールに通ってみました。

 

 その結果、簡単ではありますが電子工作を作ることが出来ました。

電子工作

 

超絶に楽しかった電子工作と研修資料作成

 Winスクールというプログラミングスクールで電子工作を勉強し、そして器具を色々と買い揃えて電子工作をやってみるとこれがめちゃくちゃ楽しかったのです。

 元々Fラン文系私立卒の僕としてはちょっと前までは「自分には電子工作なんて一生無縁だわぁ~」なんて思っていたのがスクールに通って自分の手で出来るようになると楽しくて仕方がありませんでした!

 それに今まで培ってきた組み込み制御の知識が段々と立体的になってくるというか、それまでは現場でも「ここ、なんでこんなコーディングルールになってるんだろ」と漠然と疑問に思っていたものが自分の手で実機を動かしてみると「あ~、普通にコーディングしていくとここでドツボにはまるからルール化されているのか!!」と、常に発見があって夢中になってしまいました。

 また電子パーツショップにも初めて行って、そこで色々と部品を買ったのもいい思い出です。

大須

 

 電子工作で色々と行き詰まるところもありましたが、そこはWeb系の勉強で培った「分からないことはググって解決」という習慣が非常に役に立ちました。
 20万円もかけたTechAcademyをちゃんと修了したこともあり「最初は分からないことでもググって一個一個解決していけば必ずゴールにたどり着ける」という感覚が身についていたんですね。

 

 電子工作を自分で行って、それで研修資料を作っているときはとにかく楽しくて、この頃は毎日2~3時間ぐらいは勉強していた気がします。
 もっとも自分の中では「勉強をしている」という気はありませんでしたが。

 

 この半年で転職の面接の場に持っていけるような電子工作と新人用研修資料は完成したので、残るは英語のみです。

  ※英語は現在猛勉強中

 

勉強はとにかく続けることが大事

 業務外での勉強を開始して1年半。同じ時期に勉強を開始したブロガーさんやTwitterアカウントはそのほとんどが更新がなくなってしまいました。

 勉強時間記録SNSであるStudyPlusでも1年以上継続的に勉強記録をつけている人はほとんどいなくなりました。

 数字としたら、100人同時に勉強を開始して1年後も継続的に行っている人は10人にも満たないと思います。
 それぐらい継続というものは難しい。

 では僕がなぜ勉強を継続できているかと言うと、それはとにかく「続けることが大事」という感覚を非常に強く持ち続けているからです。

 1日1時間という決して無理のない数字を淡々と積み重ねていく。調子が良くても悪くても、それ以上やらない、それ以下にもならない。
 もしできなくても自分を責めない。1日1分でも勉強できたならそれは前進してる証。

 

 StudyPlusを見ているとよく分かるのですが、勉強が継続できない人って大抵アカウントを開設した最初の1週間は毎日3時間ぐらいやったりするんですよ。
 ところが3時間ってなかなか続く数字ではないから、次の週からはパタリと勉強をしなくなってしまう。

 

 これ、本当にもったいないと思うんですよね。

 社会人がやる勉強なんて誰に言われたわけでもないので、自由にやれば良いんですよ。世の中の社会人で1日1分でも継続的に勉強している人間なんてほとんどいないわけですから、少しでもやればそれだけで周りとの差をつけることが出来るんですよ。

 それに社会人の勉強なんて学生みたいに机に向かってガリガリやる必要なんてなくて、ソファで楽な姿勢とかベッドに寝っ転がりながらやったっていい。ラジオを聴きながらやテレビを観ながらやったっていい。
 最初は僕もそんな感じでした。

 勉強の質なんて後で考えるもので、まずはどうやったら1日1時間勉強できるかを考えるべきなんですよ。

 それを考えれていない人があまりのも多い気がします。

 

習慣化って1年はかかるよ

 僕は勉強を開始すると同時に筋トレも同じく継続的にやっているのですが、それらが自分の中で「習慣化したなー!」と思えたのはほんとについ最近のことです。

 習慣化についての本を読んでいると3ヶ月ぐらい続けていると習慣化は完了のような記述をよく見かけますが、まぁ、多分それって嘘ですよね。

 勉強については1年以上継続してみて、Webポートフォリオが完成したり電子工作が出来るようになって初めて「勉強をコツコツ続けていれば結果は出るんだな」ということが骨身にしみて「よし、なら勉強を続けよう!」と思えるようになったわけですよ。

 筋トレについてもブログなどを読んでいると3ヶ月ぐらいで劇的に体型が変わった写真とかが出てくるじゃないですか。それがいざ自分がやってみると3ヶ月じゃ何も変わってない。写真を撮って比較してみても1mmも変化してない。
 でもそれが騙し騙しジムに通ってみて、1年継続したところでやっと周りから「ちょっと変わったね」と言われ始めてやっと習慣化出来るわけですよ。

 

 世の中ね、景気のいい話が多すぎますよ。

 ブログやTwitterでバズるぐらい劇的な変化を遂げた人は元々才能があったか、猛烈に努力してるんですよね。

 でも僕らって才能は無いし、そもそも使える時間も限られているわけじゃないですか。

 

 だから凡人が仕事終わりに1日1時間ちょろっと何か始めたところで成果が出たり習慣化するのには1年かかると思ったほうが良いです。

 

孤独に勉強を続けていると、時には激怒したり涙したりもする

 やっぱりですね、孤独に勉強を続けていると時には激怒したり涙したりすることもありますよ。

 誰とも遊ばずに寒い冬の中、一人部屋の中で黙々と勉強をしていると「俺は一体何を一人で頑張っているんだ」と猛烈な寂しさに襲われたりします。

 これがもし定量的に「この勉強を○○時間やったら年収が○○万円上がります!」と示されているならそんなことも無いのでしょうが、いつ成果が出るかもわからない、他の人から見たら何がしたいのかよくわからないことをずっと黙々と一人でこなしていくのはかなり辛く孤独な作業です。

 また時にはかつての遊び仲間が僕抜きで飲みに行ったりして、そうすると当然僕の話になったりするわけじゃないですか。その流れで「東城に電話してみようぜ!」とかいって、悪ノリで僕に電話をかけてきたりするわけですよ。

 その時に「東城お前今何してるの?」と聞かれるわけですが、現状僕はなんの成果も挙げれてないわけですから黙りこくるしかないわけです。

 となると向こうからすれば一年以上遊びもせず家で引きこもってる割には大して何かやっているわけでもないので当然バカにしてきますわな。

 

 ・・・クッソ、お前ら今に見てろよ!!

 圧倒的なスキルを身に着けて年収を大幅に上げて、二度と俺に口を利きたくなくなるようにしてやるわ!!!!!

 

 他人からバカにされた時にその場で言い返すのは簡単です。

 ただその場で言い返したところで彼らの心のなかでは僕のことをバカにしたままなので、放っておけばまた同様のことがどこかで起きるでしょう。

 であればその根源から絶たないといけない。

 

 TOEIC860点突破という日本人なら誰でもそのスキルの高さが一発で分る武器でお前ら殴りに行ってやるからな!!

 (そう考えるとTOEICってものすごく便利なモノサシですよね)

 

 ということでこれからは当面TOEIC860点突破を目指して英語の勉強に取り組んでいこうと思います。

 また僕は「自分に自信が持てないなぁ」と思う場面が多々あったりします。

 

 自分に自信が持てるようになるという意味も込めて英語はかなり頑張ってやっていきたいと思います。TOEICのように誰もがその凄さが分かる試験で高得点が取れれば自分に自信が持てるはずですから。

 

 TOEIC高得点と、その先の転職成功を目指してこれからも勉強を継続していきます!



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