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書籍

毎日の家事にかかる時間を少しでも減らしたい人向け『勝間式超ロジカル家事』

毎日やらないといけない家事に追われて、自分の時間が全然持てない。この状況をなんとかしなきゃいけないと分かってるけど一体どうすればいいんだろ・・・

 

 家事って毎日やらないといけない割に頑張ったところで誰からも褒められるわけでもなく、かといって全くやらないわけにはいけない厄介なものですよね。

 特に家族の多い主婦の方や、残業続きで家に帰るのが遅いサラリーマンとなると「家事をなんとか効率よくできないものか」と一回考えはしますが、どこから手を付けていいものか分からず結局うやむやなまま終わってしまうことも多いのではないでしょうか。

そんなあなたにオススメなのが、経済評論家の勝間和代さんが書かれた『勝間式超ロジカル家事です!

 

 

 

 

 さて、実はこの僕、家事に関しては2年ぐらい前から効率改善に惜しみない資金と労力をつぎ込んでおりまして、今や仕事から家に帰ってもほとんど家事をすることがなくなるまでに身の回りの環境を構築することに成功しました。

 というのも2年前に経済評論家の勝間和代さんが何かのインタビューで「私は家事のほとんどを家電製品にやらせています」と答えているのを読んだからなんですね。

 

 家事なんて所詮頑張ったところで誰かから褒められるわけでもない。
 であれば家電製品がやれる家事はすべて家電製品にやらせてしまった方がいいのではないか。

 

 そう考えるようになり、家事のやり方をゼロベースから見直し、家事作業の効率改善を徹底的に行なったのです。

 

 

 ところがつい最近になり、何気なくAmazonを見ていると、おすすめ商品の欄に『勝間式超ロジカル家事』という本が表示されているではないですか。

 すぐさま慌てて購入して読んでみると、どうやら僕が2年前に読んだインタビュー記事はこの本の出版に合わせたプロモーションだったようです。

 以前読んでいたそのインタビューでは2ページほどの短い記事になっていましたが、本書では勝間さんの家事に対する考え方が268ページにも渡って展開されており、また新たに学ぶべきところが大いにありました。

 

 今回は僕が本書『勝間式超ロジカル家事』を読んで参考になった箇所を、要点をまとめてみなさんにお伝えしたいと思います。

 

 

ロジカル家事術の考え方

 家事は「手がかかるものだから仕方ない」「世間では家事に手をかけるのが "まっとう" とされているからやるしかない」といったあきらめが蔓延しているため、なかなか真剣に効率化について考えられることがありませんが、実はやらなくていいことがたくさんあります。

 「洗濯物をたたむ」「掃除機をかける」「ゴボウを刻む」など、この面倒な「当たり前」が家の中に1つや2つでなくとも10も100も積み重なるから問題なのです。
 1つ1つは数分間の手間でも、30個重なれば簡単に1時間になってしまいます。

 そしてその家事の中には、実はやらなくてもいい前時代的な習慣だったり、今の便利な道具で超効率化できたりするものがたくさんるのです。

 

 超ロジカル家事の柱は次の2つ。

  • 最新家電を導入して家事をAI化する
  • 「不便」「めんどう」を放置しない

 

家電は半年で元手が回収できる「投資」

 特に働く主婦は「ラクをしちゃいけない」と思いがちで、家電を買うのにいちいちためらいを感じてしまうものです。

 また食洗機などの比較的高額な家電を導入しようとなると、その金額から家族会議を開かないといけないところもあるかもしれません。

 しかし例えば5万円の食洗機を買って皿洗いの時間が30分短縮するなら1日時給1000円で働いている場合、その浮いた時間で30分多く働けば1日500円のプラス。ひと月20日勤務していたら、プラス1万円。つまり5ヶ月で回収できる計算です。

 家事のAI化をしていると、夜遅く帰宅した日などは就寝前に調理家電をセットして、そのままベッドに入り、寝ている間に家電が朝ごはんを作ってくれて、起きたときには後は食べるだけということが可能になります。

 

具体的なロジカル家事術

 ロジカル家事術はあくまでも「普段当たり前だと思ってやっている家事を、家電などを導入しながら極限まで効率改善する」ものなので、何か一つのアクションを起こしたら家事にかかる時間が一気に削減されるわけではありません。
 ひとつひとつの小さな効率改善が家事ストレスをゼロに近づけていくのです。

 

火を使わず調理することで、キッチンの掃除も不要に

 SHARPから発売されているオーブンレンジであるヘルシオやホットクックであれば温度調節ができるため、火を使わなくても多彩な料理ができてしまいます。

 火を使う場合はどれだけ弱火であろうとも結局キッチンに張り付かなければならず、特に煮物となった場合は下手をしたら1時間近くその場から動けなくなります。

 その点ヘルシオやホットクックは素材を入れてボタンを押せば後は機械が勝手に調理をしてくれます。

 また、火(コンロ)を使わないからこそキッチン全体が油っぽくなることもなく、またにおいもつかなくなります。年中掃除の必要がある換気扇周りも常に清潔なままでいられます。

 

ルンバとブラーバで、自分の不在時に床をきれいに

 ホコリを吸ってくれるルンバはだいぶメジャーになりましたが、水拭きをしてくれるブラーバはまだそこまで浸透していないはず。

 そう、このルンバの姉妹品であるブラーバは、なんと床を水拭きしてくれるのです!

 ルンバが流行り始めたときも言われたことですが、ルンバを使えるようにするためにはそもそも床にモノを置いてはいけなく、なるべくモノを少なくしなければなりません。

 この "モノを少なくする" というのも家事の効率化の大きなポイントで、そもそも家の中で所有しているモノが少なければ少ないほど散らかることもないし、また仮にモノが散らかったとしてもすぐ片付けをすることができるのです。

 だからこそ家の中から不要なものはできる限り捨てなくてはなりません。

 

 そして本題に戻ると、家事の中で大きなパーセンテージを占める掃除というアクティビティも、ルンバとブラーバという最新の家電で大部分を賄えるので使わない手はありません。

 

洗濯物の小物は平置きネットに"まく"

 洗濯物を干す時に一番時間がかかるのは下着や靴下、ハンカチなどの小さな選択物をピンチハンガーに吊るして干すという行為です。

 しかしこれも効率改善グッズを買うことで解決してしまいましょう。

 洗濯物を乾かすためには風通しをよくして、衣類の表面積を空気に触れさせれば良いのです。したがってかならずしも吊るさなければいけないというわけではない。

 セーターなどを干す時に使う平干しネットに小物類を "まいて" しまえば、簡単に洗濯物を干してしまえるのです。

 干す場所はお風呂場の浴槽の上で、お風呂を使うときは入浴するときだけなので、それ以外無駄なスペースとなっている場所を有効に使いましょう。

 

 

 以上が『勝間式 超ロジカル家事』になります。

 序盤でも解説しましたが、家事というものはそもそもが面倒くさい作業の積み重ねなので、「これをやれば一気に効率改善!」というような裏技的解決策はないんですね。

 なので毎日繰り返し行っている動作で「これ、面倒くさいな~」と感じることをひとつひとつ立ち止まって「どうやったらラクにこなせるだろう」と考えることがロジカル家事のポイントなのです。

 普段家事に携わる方なら読んで損のない一冊なので、ぜひ一度書店でも手にとって見てみてください!

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