僕はブログで人生が変わりました。
といっても巷でよくある「ブログで月20万円の定期収入が稼げるようになった」とか、そういった話ではありません。
僕はエンジニアとしての勉強記録としてこのブログを立ち上げ、開設当時はスキルは何もありませんでしたが、資格は6つ取得できキャリアに困ることはなくなりましたし、実際に転職で年収が150万円上がっています。もしいま会社から放り出されて再就職するとしても年収500万円を切ることはないと断言できます。
わずか5年前のブログ開設前夜は年収300万円でしたし、事務職ゆえに転職の面接で語れるスキルもない。どれだけ残業しても会社からは評価されず給料も上がっていかず、女の子と多少良い雰囲気になっても自信のなさからうまくいかない。何一つ将来に希望など持てませんでした。
今現在、自分に自信が持てるようになったのも、ひとえにブログを更新し続けたからです。
これはTwitterではダメなことなのです。
なぜブログの更新が人生を変えるかというと、ブログを更新し続けると嫌でもPDCAが回り始めるからなのです。
ブログは基本的に長文を書かなくてはならないので、Twitterのように単発の結果報告だけでは尺が持ちません。読者の方に読んでもらうため「自分は何のために勉強するか」「今どこまで進んでいるか」「どこが進捗のボトルネックになっているか」を真剣に考えざるを得ません。
他人にも理解できる行動や実績づくりを意識するようになると、それが自分の強みとしてハッキリと自覚でき、即座に他人に語れるようになる。ひいては転職の際にアピールポイントとなるのです。
よく「自分の仕事は転職の際にアピールポイントにならない」という人がいますが、それは自分でアピールポイントになるような仕事を取りに行けていないだけなのと、実際に自分が行った仕事をどうアピールするかを詰めて考えられてないのがほとんどです。放っておいてもスキルがポータブルになったり、他人に一発で理解してもらえるような実績が出せる仕事は営業ぐらいしかありません。
またブログは過去を振り返りやすいので、成功体験・失敗体験が資産として積み上がっていきます。
例えば僕の場合は去年の2022年に簿記3級/FP3級と本業のエンジニアとは関係のない資格に挑戦しました。最初はどの問題も全く解ける気配がありませんでしたが、それでも続けていけば段々と解けるようになり、実際の試験では8割以上得点し、無事に合格することができました。
ブログを続けていたからこそハッキリと「最初はチンプンカンプンでもやり続けているうちに分かるようになる」という感覚が培われ、続いて挑戦した基本情報技術者試験も非常にスムーズに取り組み事ができました。直近では応用情報技術者試験やエンベデッドシステムスペシャリスト試験も続いて挑戦しますが、過去の成功体験があるからこそ「できない」という感覚はあまりありません。
逆に失敗体験としては、過去転職活動をしていたとき、あまりの辛さにクリスマスに「ほんっとに何もかもが嫌になった。」という記事をアップしています。
当時は転職による大幅な年収アップを狙って本格的に活動していた時期。遊びという遊びを断って勉強し、それなりに実績も出していたものの、他人から見てひと目でわかるような変化がなくもがき苦しんでいました。孤独な勉強の日々に苦しくなり思わず上げてしまった記事ですが、今何か辛いことがあってもこの記事を読み返せば「あの頃しんどくても乗り越えられたんだから、今回も大丈夫だろう！」と思えるのです。
僕は2018年7月からブログを開設して現在で4年半になります。総記事数は280本で、これは毎週1記事以上アップし続けたことになりす。この「ブログを4年半で280本更新した」という数字が自分の継続力の証になり、「ブログをコツコツと書けるのだから他のこともコツコツとやれる」という自信をつけてくれるのです。もしネット上で誰か新しい人と会いたいと思ったときに、自分のブログは良い名刺代わりになるでしょう。
ブログにはストレスを低減させる効果もあり、辛いことや腹がたったことがあって愚痴を吐くべくブログで他人にわかってもらえるよう起きた出来事を整理して書いていると「いや、案外大したことないな」と思って結局自己解決してしまうことが多々あります。
ここまでがブログをやるメリットですが、対照的にTwitterはあくまでも「何をやった」「何を思った」という「今を切り取る」ツールなので、資産として積み上がっていかないのです。過去の投稿も見返すことはできますが、ブログほど簡単には見返すことができません。
ブログには成長のメリットがあるからこそ、自分はPVが少なくとも、アフィリエイト収入がほとんどなくとも更新が続けられるのです。
ブログは時間や場所を選びません。
はてなブログなどを使えば無料で開設できます。
人生を変えたいと思うのであればやらない手はありません。
